12月のこころ

クラフトの旅

旅行時期 2016/05/01 - 2016/05/01
感激!佐原張子「鈴もちおかめ」と作家鎌田芳朗さんと会えた小松寺✖千葉大PJ

千葉大✖小松寺プロジェクト 佐原張子 大好きな鈴もちおかめ
  • テーマ:千葉大✖小松寺プロジェクトに佐原張り子に会いに行く。
  • エリア:千葉県千倉の小松寺
  • エリアの満足度:佐原張り子もカレーフェスティバルもどちらも最高。

2016年GW、千倉で開催のアートフリマ訪問を計画する際、周辺のイベントを探したら、千葉大デザイン文化計画研究室と小松寺の共同プロジェクトに目がとまる。紹介文に佐原張子の写真が載っていたから。9年前に新聞に掲載された「鈴もちおかめ」を探しに佐原を訪問しながら、実物と出会えなかった佐原張子。このイベントでは、作家の鎌田芳朗さんを招いて絵付け体験できる、というもの。運が良ければ9年越しの夢がかない「鈴もちおかめ」に出会えるかも。目的だったアートフリマinちくらは、日を間違えて今日はなし。もはや鈴もちおかめにすべての期待をかけて小松寺に向かいます。

千葉大✖小松寺プロジェクト入り口

千葉大✖小松寺プロジェクト入り口

小松寺に向かう前に、一応電話して開場の時間も確認。10時スタートとのことだったのでちょっとだけ早めに到着しました。入り口に案内ポスターが貼ってあり、まずは一安心。

千葉大✖小松寺プロジェクト スタッフ 朝礼風景

千葉大✖小松寺プロジェクト スタッフ朝礼風景

ちょっとだけ早くついたので、まだ会場は準備中。スタッフの人達が朝礼してました。

千葉大✖小松寺プロジェクト 佐原張子 絵付体験

千葉大✖小松寺プロジェクト 佐原張子絵付体験

こちらも準備中、佐原張子の絵付けブースです。作品が少しずつ並べられていました。

千葉大✖小松寺プロジェクト カレーフェス

千葉大✖小松寺プロジェクト カレーフェスティバル

そういえば、プロジェクトのもう一つの目玉はカレーです。紹介文によれば、「ブッタもカレーを食べていた」をテーマにしたカレー試食会では、県産食材を使った「千葉大カレー」、野菜だけでおいしく仕上げた「薬膳精進カレー」が出されるとのこと。境内にカレーの香りが漂ってました。

小松寺カレーフェスティバル  地元野菜のピーナッツカレー

小松寺カレーフェス 地元野菜のピーナッツカレー

小松寺カレーフェスティバル  薬膳精進カレーとホットジンジャー

小松寺カレーフェス薬膳精進カレーとホットジンジャー

まだ10時ですが、早朝からパンとジュースを啄む程度だったのでお腹も空いてました。売上は熊本地震の義援金として寄付されるそうなので、少しはお役に立てればと、カレーを注文しました。地元のピーナッツカレーと薬膳精進カレー、どちらも美味しそうなので迷っていたら、「最初にピーナッツカレーをかけてあげる。食べ終わったら次に薬膳カレーをかけあげる」というありがたいお言葉。ホットジンジャーも頼んで食しました。どっちも美味しい!薬膳カレーは辛さに加えパワーが出そうな味でした。ご馳走様、ありがとうございます。

千葉大✖小松寺プロジェクト 佐原張子 展示コーナー

千葉大✖小松寺プロジェクト 佐原張子展示コーナー

そして、目的だった佐原張子です。素朴な味わいの張り子並んでますね。

佐原張子 魔除けの仁王面

佐原張子 魔除けの仁王面

魔除けの面は絵付けの対象なのでしょう。

千葉大✖小松寺プロジェクト 佐原張子 展示コーナー

千葉大✖小松寺PJ 佐原張子展示コーナー

 

真ん中に見えるのが鈴もちおかめ、幅と高さそれぞれ20cmぐらいでしょうか、結構大きいです。もう少し小ぶりな作品なら購入したのですが、こうして見れて触れただけでも感激です。

佐原張子 鎌田芳郎さん実演風景

佐原張子 鎌田芳朗さん実演風景

佐原張子 鎌田芳郎さん実演風景

佐原張子 鎌田芳郎さん実演風景

佐原張子 鎌田芳郎さん実演風景

佐原張子 鎌田芳朗さん実演

佐原張子 鎌田芳郎さん実演風景

佐原張子 鎌田芳朗さん実演風景

そして、さらに感激だったのは、作家の鎌田芳朗さん本人の実演が見れたこと、そしてお話しができたことです。鎌田さんは優しい穏やかな方でした。大谷さんという若い後継者が最近でき、とても嬉しそうでした。大谷さんは千葉大の学生さんだった(?)方で、今回のプロジェもそのご縁からなのでしょうか。伝統工芸に共通した悩みである販売量の減少は、有名な佐原張り子も同様で、宣伝活動など考えるには、若いチカラが必要だとおっしゃってました。「12月のこころ」でも機会を作って紹介していきます。

千葉大✖小松寺プロジェクト 佐原張子 大好きな鈴もちおかめ

佐原張子 大好きな鈴もちおかめ

平成11年の年賀切手の図案に採用された「もちつきうさぎ」は佐原張子です。三代目鎌田義朗さんが継いでから、作品の種類が増え、さらに素朴にさらに自由に作風が広がったとのことです。張り子の持つ圧縮されたデザイン、凝集された地域の文化や生活スタイル、鮮やかな色調など、張り子大好きの私にとっては、幸せな時間でした。

小松寺を後にして、君津ICまでは一般道を走りましたが、GWというのに混雑する道もなく、車の窓を開け、爽やかな風を楽しみました。やっぱり渋滞のない道はいいですね。アクアラインも強風でしたがまだ渋滞前だったので、アッいう間に川崎に到着。むしろその後のほうが道は混んでいたくらいです。また来年も行きたいなぁ。「鈴もちおかめ」待っててよ。

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