ポルトガルの陶芸家、ジョアンフェレイラ(João Ferreira )さんの作品と初めて出会ったのは2011年秋。それから5年越しで、やっと本人に会えた昨年の秋。色彩も表情も豊かで楽しい作品の数々に、あけっぴろげの明るい人を想像していたが、お会いしたら実にシャイで職人気質の方でした。色彩の万華鏡とでもいうようなカラフルな作品が多い中に、2005年に制作した渋い落ち着いた作品がいくつかありました。とても気に入った作品のひとつ、バイオリン弾きのうさぎ。知らず知らず作品に大好きなセロ弾きのゴーシュを重ねていました。弾いても弾いても納得した音色にならない!それでも弾き続ける!ちょっと悲しいけど強い意志を感じた作品です。ポルトガルを紹介する一年の幕開けです。
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