2016年秋に続き今年もポルトガルを訪問しました。2014年以降降り立つ空港はポルト国際空港です。随分リスボンには行ってません。ポルトガルまでは直行便はないので、必ず乗り継ぎします。私の場合は陶器作品を壊さずに持ち帰ることが大事なので、そういう視点で航空会社を選びます。往路はルフトハンザ、復路はANA、いずれもフランクフルトで乗り継ぎです。昨年のポルトガル訪問は、少しでも多くの作家さんを訪問し日本での販売の協力を得ることと、壊れやすい作品を運ぶための調査とテストでした。なので作品数を絞り沢山は持ち帰りませんでした。今年はWEBSHOPで半年間販売した成果と日本のマーケットの感触を作家さんに伝えることと、これから販売する作品の仕入れが目的です。
今年はいろんな事情で日程の調整が遅れ、11月2週目に出発しました。2年ぶりに一人で出張するので往復の乗り継ぎが徐々に心の負担となり、出発2週間前ぐらいから体調を崩しました。なので出かける前の画は全然ありませんし、ポルトガルに着くまでの飛行機内の写真は撮ってないので、トランジットの際に確認用に機内誌をスマホで撮った画だけです。
往復共に羽田発着で便利なことに飛びついたのですが、往路も帰路もフランクフルトでの乗り継ぎ時間は2時間弱。スムースに事が運べば、ちょうど良い時間ですが、遅れやトラブルがあれば不慣れな私は真っ青、という余裕のない乗り継ぎ便です。特に往路は乗り継ぎ時間が1時間40分しかなく、遅れたらどうしようと思うと食事もビールも喉を通らずガチガチでした。悪いことに不安は的中し10分遅れて着陸し空港内に入るまで10分かかり既に1時間20分を切ってました。隣の席の女性も乗り換えする様子でしたので、思い切って声をかけて乗り継ぎ方面まで一緒に歩かせてもらいました。
同行してもらった女性とは搭乗ゲートが違ったので途中で別れ、入国審査と持ち物検査に並びます。混んでて時間がドンドンなくなっていきます。気持ちの焦りが分針を速めているかのようでした。記憶もぶっとびがちですが何とか局面をクリアして搭乗口には30分前に到着しました。
さぁいよいよポルトに向けての飛行です。夜8時発。時差が一時間あるのでポルト到着は22時30分着。あとは預け入れたスーツケースがシッカリ出てくるか、それと宿に送迎バスの電話ができるか、の課題が残るだけ。
フライトは遅れもなく定刻に到着。荷物はことのほか早めにでてきました。2つ目が視界に現れた時には本当にホッとしました。次は宿にシャトルバス依頼の電話です。スマホで何度かトライしましたが結局ダメ。しかし、ひょっとしたらホテルのバスが来ているかもしれないと思い、思い当たる場所を探しに行ったら、HOTELのロゴ入りジャンパーを着ている人を見つけました。後を追って捕まえて、無事に乗車できました。とてつもなく長い一日でしたが宿に着いてほっとしました。
ようやくカメラで写真を撮る余裕ができました。さぁ明日からバルセロス。作家さんに会いに行くぞ!
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