12月のこころ

クラフトの旅

旅行時期 2017/11/06 - 2017/11/15
2017秋ポルトガルの旅。幸運の雄鶏ガロの町で陶人形作家さん訪問②思いがけず長い一日前編

大好きなジョアンフェレイラさんと奥さんのルイーザさん
  • テーマ:2017秋ポルトガル訪問 バルセロスで陶人形作家さんに会って作品を探す
  • エリア:バルセロス近郊
  • エリアの満足度:田園風景広がる中にいくつかの作家さん村がある。天気も良かったせいか秋の陽が暖かくとても気持ちがいい。

昨晩遅くポルト空港近くのホテルに到着し、最初にしたことは翌朝のシャトルバスの予約7時にしました。次はシャワー。最低限の荷物だけ取り出して、さっそく熱い湯で旅の疲れをとります。このホテルのシャワーブースは大きくて扉がシッカリしてるので外が濡れる心配はなく、お湯がドバーと出て気持ちよいのです。寝たような寝ないような夜が明け、6時過ぎから朝食をとりました。

ポルト空港そばのホテルの朝食

ポルト空港そばのホテルの朝食(スマホ写真)

エッグタルトにドーナッツ2つとクロワッサン。お菓子?っぽい主食が出てくるのがポルトガルスタイル。私はスイーツ好きなので全然問題ありません。むしろ食欲ない時はありがたいです。支度して6時50分前にはロビーに集合。幸運にも50分のシャトルに乗れることになり空港に到着。そこからメトロに乗車。切符の買い方を思い出しながらなんとか購入して乗り込みます。終点ひとつ前のカンパニャ駅まで40分程度の乗車です(記憶は定かではありません)。通勤時間なので途中駅からすぐに満員。ポルト中心のいくつかの駅で多くの客が降り、カンパニャ駅で降りたのは10名足らずでした。

ポルト カンパニャ駅

ポルト カンパニャ駅

そこでバルセロスまでの切符を購入。30分後に途中駅で乗り換える便があるというので乗車。NINE駅で乗り換えます。

バルセロスまでの道のり 乗り換えNINE駅

バルセロスまでの道のり 乗り換えNINE駅

乗り換え時間も10分程度あったのでスムースに。そして乗り換えて3駅目。1年ぶりのバルセロスです。

到着したバルセロス駅の風景

到着したバルセロス駅の風景

バルセロス駅到着時間(スマホ撮影)

バルセロス駅到着時間(スマホ撮影)

バルセロスには9時半前に到着しました。天気がよかったので、町の様子を確かめてみたくなり、駅からホテルまで歩きました。(これは失敗!石畳でスーツケースには向かない)当初は午前中にホテルに着ければと考えていたのに10時には到着。半日分得した気分です。

早い時間の到着にも関わらずチェックインでき、部屋で荷物をおろして工芸センターに向かいました。

昨年、親身に相談に乗ってくれた女性スタッフは既に退職されてました。今年は、翻訳ソフトを使いこなす男性スタッフが助けてくれ、出国前にアポメールの返信がなかった作家さんに連絡してくれました。希望日は伝えましたが、今日会うという人ばかり。既に約束したフェレイラさんの他に3人の作家さんと会うことになり、初日からありえない忙しさです。

フェレイラさんには予定より早く行きますとメールし、ホテルからタクシーに乗り込みましたが、運転手からお酒の匂いが!!これもポルトガルスタイル!飲んでるだけならいいのですが、それで飛ばすので怖いのです!ポルトガルではランチにドリンクがセットになっていて、ワインならミニデカンタの量が飲めます。なので皆飲んでいるのでしょうね。もちろん私も飲みますが。今日は時間ないのと体調悪いので昼ごはんはパスです。

タクシーの運転手さんは、どこでもわかるよっていう感じで調子よいのですが、実際には道がわからず、近くまで行くと人に道を聞きながら探していきます。これもポルトガルスタイル。こちらも慣れてしまい焦りません。この日も同じようにしながら到着しました。

ジョアンさんと奥様のルイーザさん。

ジョアンさんと奥様のルイーザさん。

ジョアンさんの陶房に着くと、さっそく奥様のルイーザさんと一緒に出迎えてくれました。昨年もすごく親切にしていただいた奥様は今年も元気でした。

今年はフクロウ作品が多い作品棚

今年はフクロウ作品が多い作品棚

作品棚にはたくさんの作品が並んでいますが、今年はフクロウ作品が多かったです。ポルトガルでもフクロウは幸せを呼ぶとして、日本と同じように縁起物として飾られます。かわいい作品のいくつかを日本の皆さんに紹介するため購入しました。

JoaoFerreiraさんの作品並ぶ棚

JoaoFerreiraさんの作品並ぶ棚

ジョアンさんらしい繊細で豊かな表情をした作品達。作品を探しながら動かしたので、少し見にくいでしょうか。

大小さまざまな作品が並ぶ棚

大小さまざまな作品が並ぶ棚

ミニガロ作品とかわいい作品達

ミニガロ作品とかわいい作品達

以前メールでお願いしたミニガロをいろいろ集めて飾ってくれました。とのガロも色も形も表情も工夫されていて楽しいですよ。後ろには可愛い作品や楽しい作品。フェレイラさんの陶房に行くと宝探しのような気分になります。ただ、作品の造形が繊細で、腕が細かったり、道具を持っていたり、運ぶには苦労する形なので、日本で紹介しようと思い購入し、ホテルに戻ってから、どうやって持ち帰るか、頭を抱えることも一つや二つではありません。魅力的な作品ほどデンジャラスです。

ジョアンさんの素晴らしい作品は、ポルトガル陶人形の店オラリアでご案内⇒ 2017秋ポルトガル訪問の作品特集はコチラ

動物作品が集まった棚

動物作品が集まった棚

ジョアンさんとツーショット

ジョアンさんとツーショット

今日は、思いがけずたくさんの作家さんを廻ることになり、ゆっくりする予定が崩れました。これも異国の地で出張する時の宿命と思い諦め、購入した作品を包んでいただき、次の作家さんに移動すべくご挨拶しました。

のちほどアップしますが、ジョアンさんの陶人形と作家さんのコラボした絵本をいただきました。絵本によくある、文・・・絵・・・の、絵がOLARIA(陶器)になっています。サラサラとは読めませんので帰国してから辞書ひきひき読む予定です。

変な話ですが、この陶房におじゃますると、私はくつろいでしまいます。言葉もあまり通じませんが、彼の作品が大好きですし、その作品を作るのが彼だったからなのだと思います。とても楽しい時間でした。

長い一日の後半に続く・・・・・・

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