昨年の陶展を訪問した折、ブルーの器に挑戦を始めた、と話されていた伊東正明さん。今回は、そのブルーのマグカップが見たいなぁと思い、訪問しました。14日までの会期終了前日の訪問なので作品が残っていればよいのだけれど。お昼時間をまわったころに陶展会場に到着、今年も櫻井理人さん石川覚子さんとの3人展です。
まず目に飛び込んできたのが伊東さんのFacebookで紹介されていた二彩ボウルと青い海色のボウル。
気になっていたブルーのマグカップ。コバルト釉の扱いに挑戦中で、今回はツートンのマグカップまで。全身ブルーはもうしばらく待つことになりました。でもツートンは、青い海と白い雲、白い砂浜と青い海 を想像させてくれてきれいです。
真ん中の3つはコートなのにマット調のチョコレート色の箸置き。溶岩釉のねっとりした感じと重たい感じが地球を感じさせてくれる。ちょっと不気味感もあって私は好きだ。
やわらかい色で仕上がった湯飲み茶わん。これで飲むお茶は美味しいだろうな。
今回は会期末ギリギリだったので、表に出ている作品以外はお客様のお手元に行ってしまっていた。にも関わらず、伊東さんらしい作品が綺麗に展示されてい、た案内状の雰囲気をそのまま感じることができました。
秋の味覚を楽しむ器 と題されたように、料理を引き立たせる、料理の邪魔をしない、伊東さんの器づくりの理念通りの作品が並んでいました。
お隣の石川覚子さんのブースによって一昨年見た招き猫作品の会話をしてから会場を後にしました。
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