ジュリアコタさんの娘、プラゼーレスさんの作品St.Ritaです。お母さんのジュリアさんは、バルセロスを代表するFigirado作家さん。鼻が上向く独特の容姿と赤やオレンジや緑などビビッドな色を豊かに使いこなす作風が特徴的です。昨秋、工房を訪れた際、娘のプラゼーレスさんも一緒で、展示作品の1/3ぐらいは彼女の作品でした。何より印象に残ったのは、工房で娘プラゼーレスさんを見つめる母親のジュリアさんの優しい眼差。あぁお母さんなんだなぁ!と感じました。プラゼーレスさんの作品は、母親の作風に女性らしさが加わって、上向く鼻は一緒でもどこなく控えめ、頬は丸くてスベスベで、つぶらな瞳には可愛さを湛えています。このSt.Riraは装飾もきれいで十字架に添えられた花の一つ一つが丁寧に作られています。プラゼーレスさんの作品は今回初めて日本に持ち帰るので、壊さず持って帰れるか心配で2つだけにしました。
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