12月のこころ

クラフトの旅

旅行時期 2016/12/08 - 2016/12/25
おぬきなつさんの回顧展12/8~25

精霊の座る椅子のひとつ
  • テーマ:おぬきなつさんの回顧展を訪れる。
  • エリア:益子もえぎ城内坂店
  • エリアの満足度:

益子もえぎ城内坂店で、おぬきなつさんの回顧展が開かれました。昨年のほぼ同時期にもえぎ本店でなつさんのクリスマスの陶展が開かれていたことを考えると、信じがたい一年後です。今でもなつさんと会話したことを思い出すたびに涙がでてきます。ですが自分の周りにある沢山のなつさんの作品はいつもそんな自分を励ましてもくれます。今回の回顧展に出かけるか迷いましたが、ギャラリーで見ることのできるなつさんの作品展はこれが最後かと思うと、なつさんのファンを自認する自分は、やはり行かねばいけないと思い、訪問することに決めました。もえぎ城内坂店は9時半開店なので、ちょっと早めにつけるように5時半に家を出発しました。どうしたことか、今日に限って益子に入る道路を間違えて時間をロスし、お店に到着したのは10分前でした。や・は・り、何組かのお客様が到着し並んでいました。幸運なことに、3台しかない駐車スペースに1台分の空きがありまのしたので、車を留めました。

おぬきなつさん回顧展 ウィンドーの外から

おぬきなつさん回顧展 ウィンドーの外から

我が家にあるトムソンガゼルの椅子の原型だろう、と思われる椅子の作品。待っている間に外から見れたショーウィンドーに飾ってあった椅子の作品です。

おぬきなつさん回顧展案内

おぬきなつさん回顧展案内

本当に回顧展なんだ、と改めて知らされた案内板!先着の2~3組のお客様がいるので、あえて作品を購入せず、縁あれば購入して帰ると心に決めて写真を撮ることを優先しました。

おぬきなつさん回顧展風景

おぬきなつさん回顧展風景

周りの展示風景を撮っている間にどんどん作品がなくなって少し疎になってしまった展示テーブル。テーブルの上の作品のいくつかには既に売約済のマークがされていました。早い!

里山フェアに出展した芽吹きオブジェ

里山フェアに出展した芽吹きオブジェ

もてぎの里山フェアの最初の頃に出展されてた作品。なつさんの描く植物が芽吹くところのオブジェです。率直に生命感を表現した作品だと思います。庭かデッキの植物と一緒に置いておこうと思い一体求めました。

おぬきなつさん 思い出のチェス盤

おぬきなつさん 思い出のチェス盤

なつさんがひととき気に入って制作されていたチェス盤。やはり里山フェアに出展されていた大きなチェス駒のいくつかは我が家にも飾ってあります。このチェス盤も一周りしている間に売約済になりました。

思い出の作品 マトリョーシカ

思い出の作品 マトリョーシカ

銀座の教文館の陶展や、益子の陶器市などで出品されていたマトリョーシカ。なつさんらしい可愛い作品のシリーズです。なぜかマトリョーシカの外側だけの入れ物になっている作品が、我が家の玄関でお客様をお迎えしています。思い出の作品のひとつです。

精霊の座る椅子のひとつ

精霊の座る椅子のひとつ

もてぎ里山フェアに出品されていた精霊の座る椅子の一つ、だと思います。本当に大作で、もしも最終日まで残っていたら是非手元に置いておきたい作品です。生命の息吹そのものが感じられ本当に好きな作品のひとつです。

愛らしいロバのオブジェ

愛らしいロバのオブジェ

おぬきなつさんのサンタクロース

おぬきなつさんのサンタクロース

上の写真2点はすでにお客様が買い求められた作品です。それを撮影させてもらいました。今日の開店時間に集まったお客様は、皆、おぬきなつさんのすごいファンの方ばかりです。なので自分では買わなかったけれど印象深い作品を撮りっこできました。なんとも印象的な一場面でした。なつさんへの想いと作品への想いを共有するものだけの価値がつくった時間なのですよね。

 

僕にとってなつさんの存在はおそらく永遠です。2年前に陶器のオブジェを紹介するサイト”12月のこころ”をスタートさせたのも、ほんの一か月前にポルトガルのFigurado作家を訪ねて来年からの販売を準備している自分を導いたのも、陶製のオブジェとの強い係わりを築いたのも・・・・・もし、おぬきなつさんと作品に出会わなかったら今の自分はなかったろうに、「今」を齎してくれたなつさんとなつさんの作品に心の底から感謝しています。

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