以前より伺いたくてウズウズしていた、サンタクロースの作り手、笠間のやなぎゆきおさんの陶房を訪れました。梅雨のど真ん中、小雨が残る日の午後に在宅されていることを確認しての訪問です。今年の笠間陶炎祭で、やなぎさんのブースを訪問した時に近々訪問したいことをお伝えしていました。実は昨年も同じようなお話しをしながら、ついぞ訪問できなかったので、今年こそと、思い切って伺いました。友部のICからほど近い場所に陶房を構える柳さん、サンタクロースは沢山いるでしょうか?ちょっとだけ道に迷ったものの無事到着です。
クリスマスとサンタクロース好きな私がやなぎさんの作品に出会ったのはかれこれ15年近く前になります。インターネットで調べている時に、偶然に見つけたように記憶しています。それ以来、益子のギャラリー「もえぎ」で開催された陶展には何回か訪問しました。今ほどWEB情報も整備されていなかった頃ですし、陶展の期間が短いと期間中に行けなかったりして、WEB上に公開されている数少ない陶展画像を見ては、残念がったものでした。
陶房での撮影は、完成品ができる前の工程風景なので、なんとなく気がひけてしまいます。メーカー出身の私にとって、製造現場は企業秘密のような感覚。なので、いろいろと撮っても公開する気になるのはギャラリー風景以外はわずかです。
まだ12月までは半年もあるので、サンタさんはまだいないだろう、と思って訪問したのですが、見つけてしまいました。窯入れする前のサンタさん発見!やなぎさんの手によって、もうすでに命が吹き込まれているようです。
でも、考えてみるとクリスマスになってから、サンタの展示会があるのではなく、早ければ秋口には展示会が催されることもありますよね。そう考えると、今から作らないと間に合いませんね。
サンタさんの楽団です。4~5グループの編成だったと思います。全景は憚られるので一部のみの案内です。出来上がりが待ち遠しい。やなぎさんの作品には楽器を奏でる作品が多いので、思わず聞いちゃいました「やなぎさん、若い頃、バンドやってましたか?」。やなぎさん照れくさそうに笑ってました。ストライクですかね?!
人気作品の車に乗るサンタを最初に紹介したので、締めは飛行機に乗り込もうとする?(ひょっとしたらこの姿で乗ってきた?)サンタです。のちほど作品紹介でお目にかかります。
招き猫の話とか、サンタクロースの話とか、車の話とか、あっという間に小一時間たってしまいました。お仕事中すみません。また機会を作って伺いたいです。やなぎさんどうもありがとうございました。
※メールアドレスが公開されることはありません。