今年も陶炎祭の季節がやってきました。2016GW2日目。初日に比べれば空いているのは間違いないけど、万全を喫し早朝にスタート。渋滞前に陶炎祭の会場そばの駐車場にとめて見て周り、その後は益子陶器市。益子の駐車場の混雑がピークを越した昼頃に、穴場の駐車場に停めて作家さんブースを訪問する計画です。緻密なのだ。ムフフ!そして、当日は計画どおりに早朝に出発、陶炎祭駐車場には7時頃到着。お目当ての駐車場を探すのにちょっと迷って20分ほどロス。まぁ結果は昨年とおんなじ駐車場に入れたのでOK。カラッと晴れてヒンヤリした朝の空気はすがすがしい。深呼吸して「今年も来たよ!」
今年は、門脇美香江さんとやなぎゆきおさんの出展を確認しただけで、事前の下調べもほとんどなし。会いたい作家さんに会うことだけ考え、とにかく行くことを優先しました。入り口でもらった会場MAPを片手に、ほとんど人のいない会場を予習を兼ねて散歩。外から作品の見えるブースでは、しばし立ち止まって見学。門脇さん、やなぎさんのブースに加えて小堤晶子さんのブースも確認。30分ぐらいで一回りして車に戻って一休み。ジュースを飲んで途中で買ったパンを食べていたら、もう9時近くになりました。
まず最初に門脇美香江さんと西本典正さん夫婦のブースを訪問。門脇さんらしいパステル調のマグカップが並び、例年に比べてやや小ぶりなオブジェも存在感を増していました。
さすが彫刻専攻!門脇美香江さんが今年、力を入れられた胸像。表情の違う女性が並んでいました。庭の見える静かな洋間に並べて飾ったら映えるだろうな。
手ごろな価格の陶器オブジェということで、今年は帽子が並んでいました。この帽子、後から見るとむっちゃ可愛い。淡い色調なので、強い日差しの中より、家の中でみたほうが存在感が増すようです。そして、今年は、いつも沢山お話しするのに、一つの作品も手元にない西本典正さんの端正なマグカップを購入。のちほど52週のマグで紹介しますよ。
やなぎゆきおさんのブースを訪ねると、運よくやなぎさん本人に会えました。今年は昨年にも増して、やなぎワールド爆発!っていう感じです。バンドはコミカルで本当に音が聞こえそうでした。
やなぎさんといえば車を連想するくらい、よく出てくる車たち。車だけを集めた作陶展なども見てみたいですねー。
やなぎゆきおさんの干支飾りは生活感がありながらもPOPな感じの作品が多いように思います。季節人形は伝統的な作品を扱ったものが多いのでしょうか。日本の風情を感じます。やなぎさんすごい!
去年の陶炎祭でも、思わず足を止めて撮らせてもらった青木美佐緒さんのブース。恐竜の鉢やサイの鉢など大作が並んでます。生きてるかのような迫力で見る人を圧倒しますよ。そして、少し奥に入ると生活する人のオブジェも現れます。緻密で大胆そして多彩です。
昨年、もえぎ本店の陶展の後で、GARAGEのイベントでも直接お会いした、しまざきさおりさん「Shima craft」のブース。ブルーが滲むように現れる独特の器が並ぶ傍に、鮮やかな色の水玉のカップも並んでました。一緒に並んでいた花瓶買えばよかった。家で育てている香りのバラが連休から咲き始めたばかり、活けたら映えたと思う!
やはり昨年ご縁があった作家、山口由美さんのブース。愛宕山のクラフトサーカスだったかな。白いワンコが健在です。ブースの中にはたくさんのワンコ作品が並んでました。かわいいー。
次々と現れるご縁があった作家さん、もえぎ城内坂店の陶展に伺った高橋協子さんのブースです。最初は龍の子太郎かと思いきや、少年たちと遊ぶ龍のオブジェです。節句に飾ると良さそうです。
笠間の作家assa.さんのブース。可愛い食器が並んでましたが、奥に鎮座するなんともいえないユニークなオブジェに惹かれました。ちょっと不思議な世界観ですね。
ブースを見て周る中で、見覚えある作風のカップがありました。自由が丘のギャラリー、クラフトM(今はお店ありません)で購入した陶製のビールジョッキ。誰の作品かわからなくなっていたのです。森田榮一さん本人にお会いして確認したら、当時のことを懐かしく話されてました。いやぁ、真剣に見て周るとこんなこともあるんですね。
去年もレポートした伊藤アトリエ「きのぼり」ブース。陶板のオブジェがこの日も沢山掛けてありました。色使いが独特です。昨年はたくさん時計がかかってましたが、今年はあったかな?
あんまり可愛いので撮らせてもらいました。木の枝に何羽もスズメが止まっています。鳥の作品はフェルト作品ではよく見かけますが、陶製の作品は少ないのでは?どうやってくっつけてるのだろう?
まだまだ紹介しきれない陶炎祭。小堤晶子さんのブース風景も撮るには撮ったのですが、人気の作家さんなので、すごい人だかりで、うまく撮れませんでした。なので画は掲載しません。オブジェが欲しかったけれど、なかったようです。残念!
早めに帰宅しないといけなかったので、笠間を後にして益子の陶器市窯ぐれの丘に向かいます。
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