11月に入ってからぐずついた天気が続いています。例年よりは暖かい日は多いものの、秋は徐々に深まって身近なところにも枯れ葉が落ちたりしています。東横線への乗り入れが始まって以来、ぐっと近くなった埼玉県。今回は、所沢の先にある航空公園でクラフトフェアーが開催されることを知り、どんなイベントなのか見に出かけました。せっかく埼玉方面に出かけるので、下調べをしましたら、同日に西荻窪のニヒル牛のクリスマスマーケットで、北原裕子さんの作品が展示される情報を得ましたので、帰りに寄ってみました。
最寄駅から電車で小一時間、所沢で乗り換えて、あっという間に航空公園に到着しました。さすがに横浜よりも空気がひんやり冷たくて、公園内はすでに紅葉していました。一面に広葉樹の枯れ葉が敷き詰められ、風が吹くたびにガサガサと舞っています。クラフトフェアの会場は、広場の周りにクラフトエリアとアンティークのお店、食べ物のお店の3つエリアがぐるりと並んでいます。真ん中の広場には沢山の家族連れが訪れ、お昼ご飯を楽しんだり思い思いにくつろいでいました。
クラフトエリアで、思いもかけず、素晴らしい作品を拝見しました。造形作家、沢田英男さんのブースです。一瞬、ここは画廊やギャラリーかと思えるような作品が並んでいました。今日このクラフトフェアに来たのも、フェアのHPに沢田英男さんの作品例が紹介されていて、とても気になり、実際にどんな作品を展示されるのか興味が沸いて訪問したのです。ブースにいらっしゃったご本人にお話しを伺うと、地元のイベントなので参加されている、とのことで、一緒にいらっしゃった奥様に作品集を見せていただきました。清楚だけれど豊かな時間と空間が広がる、作品を見て、そんなように心が休まりました。すばらしい作品でした。
今回は、一風変わった公園ですので、ちょっと洒落で掲載してみました。一目瞭然、航空公園です。
会場の中で、クラフトエリアは全体のだいたい半分くらいで50名弱の方が出展されています。木工や植物、皮革など、様々なジャンルの作家さんがブースを出していました。このレポートには載せませんでしたが、今年の他のクラフトフェアで出会った小峯美省さんのブースもありました。
広場で開催するイベントならではの展示方法がヒカリました。お客さんが絶えずお店の前に集まっていました。
並ぶブースの中にひときわ色鮮やかな器や花瓶が並ぶ竹村良訓さんのブースです。目をひかれて見に行くと、作品の中にクマの親子連れが並んでいました。周りの作品との関係が可愛く見えました。
初めて訪れた所沢のクラフトフェアでしたが、新しい出会いは本当に突然ですね。行ってみなければ、そこに何があっても気づかない、だから行ってみる。四月に心に決めたことをもう一度思い出しました。行ってよかった。
航空公園からの帰り道、西荻窪に廻って、北原裕子さんの作品展示をしているニヒル牛に立ち寄りました。
最初に向かったお店はニヒル牛さん。手作り作家さん達が置き場枠に作品を預けていくタイプのお店です。北原裕子さんの作品はコチラではなく、いわゆるお店のニヒル牛2さんに展示されていました。一足早いクリスマスマーケット開催中で、灯りの灯る家を展示されていました。
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