これまでずっと訪問したかった長浜芸術版楽市楽座。今年こそ行こうと決意し、ちょっと離れていますが興味のあった北軽井沢の杜クラフトフェアとセットで訪問しました。北軽井沢を午前中に訪問した後、長野を経由して初日の夜に長浜に入りました。琵琶湖西岸や湖北は訪れたことがあれますが、長浜は初めてです。長浜駅に到着後、今晩の宿までの道のりの途中、楽市楽座と黒壁スクエアの情報を手掛かりに、そのあたりにテントがあるのか?と夜の街を散策しました。クラフトフェアと思しきテントは見つかりませんでしたが、その代わりに黒壁ガラス館の角にいくつか屋台がでてましたので宿に荷物を置いてくりだしました。
宿泊した三谷旅館には、出展者の方が数名泊まっているとのこと、作品が玄関に積んでありました。宿のご主人に聞くと、宿泊者の作品ではなくて、旅館の前の通りにブースを出している方の作品なそうです。駅からここまでくる通りにはブースらしきものは一切なく驚きました。下の写真が夜の通りです。
翌日は早朝に起きて、長浜駅の反対側の琵琶湖畔まで行ってみました。琵琶湖を見ると滋賀県だなぁ、という感じがします。今日の下見を兼ねて会場になる通りを回りましたが、どの通りにも早朝には何もなく、琵琶湖まで行った帰りの8時半頃に準備開始のアナウンスがあったようです。そして宿に戻って9時ちょっと前には、泊まっていた作家さん達はほとんど出かけた後でした。宿は絶好の場所にあるので荷物を預かっていただき、念願の長浜楽市楽座をゆっくり見て周ります。
左の達磨は小野田康子さん作、右のふくろう?は江口克己さん作。他の作品は「12月のこころ」の作家と作品のコーナーで別の機会に紹介します。お二人に伺うと、オブジェ作品は今回のようなイベントの時に主に作るそうです。2日目なのによく残っていてくれました。でも二人の作風が全然違うので迷わなくてすみます。
こちらは小野田康子さんの絵皿です。いやぁ、やっぱり買って帰ればよかったです。左の上のろくろっ首と左下の化け猫?よかったなぁ。残念!
しばらく歩くと陶のオブジェが並んでいました。佐藤ゆきさんのブース作品です。鳥を題材にしたオブジェなどもあって素敵でした。和歌山県の作家さんです。全国にはオブジェを作る作家さんいっぱい居ますね。ちなみに陶芸工房SPROUTさんのHPはコチラ http://nariyukiya.web.fc2.com/sprout/
森本利守さんの親子亀のオブジェです。ブースにはにこにこ亀さんがいっぱいです。どうですか?犬や猫、カエルのオブジェは結構よく見かけますが、亀がたくさん、というのは珍しいかな?
愛知県の木彫作家大塚由紀夫さんの作品です。アップで撮るとリアルですね。
同時に曳山博物館で開催されていた湖北のアール・ブリュット展。折角のチャンスでしたので見てきましたが、どの作品もユニークでチカラがありました。写真は街角に展示されていた松本直也さんの作品です。
栃の実工房二之宮さんのブースの看板男?です。かごもご自身で編んだそうです。写真よりも実物の存在感ありました。非売品でしたが交渉してみればよかったです。
宿の近くに出展されていた上田英二さんの様々な鉢。写真にある三連の鉢を運ぶ亀の作品も飾り映えしそうで惹かれました。今年は多肉をきれいな鉢に植え替えを予定していたので手ごろな鉢を購入しました。
最後の紹介は木のおもちゃのワニ。創作工房とねりこの沖敏行さんの作品です。このワニが良くできていて、引っ張ると口をパクパクさせるだけでなく、カラダをくねらせて足もそれぞれに動きます。小さいワニがヒョゴヒョゴ歩く感じがとてもユニークでしたので、このレポートで紹介します。
長浜には、初めて訪問しましたが、古い町並みが残っているだけでなく、土地柄人柄がおだやかで温かく、ゆっくりできました。お酒も肉もおいしい上に、饅頭やおはぎなど甘いものも完成度高かったです。来年もまた訪れたいクラフトフェアでした。
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