深海生物や古代生物と並び、海道貴哉さんの創る不思議世界には、煙、精霊、祈りに関するものがとても多い。自然を畏怖し共生する想いをいつも感じる。作品「太古のお香立て」を初めて見た時は、古代の祈りの儀式に登場する精霊なのかと思いました。足もあれば顔もあるので、自身の中でお香を立てるシャーマンのような存在に感じます。今この時代にこそ現れて、邪悪を払ってくれる存在かもしれません。
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