幸運の雄鶏ガロの置物で有名なポルトガル北部バルセロスでは、FIGURADOと呼ばれる陶人形作りが盛んです。陶人形のテーマはガロやフクロウや楽隊など伝統的なものから、プレゼピオや守護聖人など宗教的なものも多い。この地を代表する陶芸家Julia Ramalhoさんは、特異な造形作品を飴色一色で表現します。宗教的な作品も多く作っていて、聖書の7つの大罪シリーズもその一つです。かなりおどろおどろしい姿ですが、どこかクスッとさせるような茶目っ気を感じさせてくれます。
「7つの大罪」のうちの数点は、銀座4丁目教文館エインカレム様で展示いただいております(2018年末時点)。
※メールアドレスが公開されることはありません。