週があけた月曜日。水曜朝一の飛行機でポルトから日本に戻るので、残すところは正味2日間。バルセロスでの活動はほぼ今日だけ。日本に郵送する作品と、持ち帰る作品の整理も最終段階になりました。税関に申告するための書類も揃えないといけません。梱包した作品を残さず郵送するために、朝食が終わるとすぐに作業に取りかかります。郵便局を何度か往復し残すは後1箱のみ。早くもお昼の時間です。何度か通ってお世話になった工芸センターの人達にも挨拶にいきました。
昨年いろいろ親身になってくれたクラウジアが退職し、途方に暮れていたのを救ってくれたジョアンとマルコ。マルコは翻訳ソフトを屈指して、たどたどしいポルトガル語の私をサポートしてくれました。来年また訪問する時にはもう少し言葉もできるようにしたいです。
プラプラとバルセロスの市内を巡り、コンセィサォンさんの作品レプリカを撮りながら数軒のお店を見て周りました。
パン屋さんをモデルにした作品があり、日本でお世話になっているベーカリーさんへのプレゼントに購入。そして最後の作業をするために宿に戻って一仕事です。最後の郵送も夕方ぎりぎりに終え、書類の整理もして、いよいよスーツケースへの荷造り最終章です。
火曜日の朝、バルセロス最終日も良い天気です。出張前半は体調が悪くて果物だけで栄養を摂っていた朝食ですが、最後の日は普通の盛りつけです。
ホテルに来た時と真逆に、電車とメトロを乗り継いでポルト空港のホテルに行く予定でしたが、いざスーツケースを持ってみると、壊さずに持ち運びできる範囲を超えていました。前日ホテルマンに勧められたタクシー利用に急遽切り替え、ホテルのロビーで待つことにしました。
お昼前にはポルトのホテルに到着。疲れもたまっているので遠出を避け、残り半日はポルト市内に出かけます。メトロでポルト中心街に出て、中央市場に寄ったのち、サンベント駅に。次はポルトガルに来た証のような場所に向かいます。
この橋の上からの景色は、何度来ても綺麗だと思います。いっぱい写真を撮りましたがどれもこれも綺麗です。
対岸のワイナリーの前の艀からの風景。橋の上からも綺麗ですが、下からの景色も又格別です。気温は10度ちょっとなので暖かくはないのですが、気持ち良い風にしばし時を忘れます。
遅いランチはボリューミーなフランセジーニャを食べることにしました。トラディショナルの看板に誘われて繁華街のど真ん中のオープンカフェで食べました。食パン二枚の間にステーキ他8種類のソーセージなどが重ねたのをチーズで閉じ込め、上には目玉焼き。日本のあんかけのようなソースがかかった食べ物です。付け合わせはお皿いっぱいのフライドポテト。これに500mlのビールを頼んだので、予想通り夕食いらずのお昼ごはんでした。
宿に戻ると夕方です。明朝4時に出発なので朝ごはんのビスケットも用意して最後の荷造りを行いました。
水曜日の帰国当日は、寝たような寝ないような夜も過ぎて、早くも3時に起床です。
4時の送迎バスで空港に到着し、チェックインを済ませます。荷物の預け入れと、途中フランクフルトでの自動チェックイン、心配していることが一つずつクリアです。飛行機はほぼ定刻で出発しフランクフルトに到着しました。
しかし、ここでもアクシデントが!!。出国審査の窓口が一つを残しほとんど閉まり長蛇の列。ほとんど動く気配がないのです。どうしよう(*_*;焦っていた時に、たまたま通りかかったANAのCAさん。事情を説明したら別なカウンターの場所を教えてくれて、何とか無事に通過できました。もし会ってなければどうだったでしょう。その後の手荷物チェックもぐずぐしていて結構焦りはしましたが何とか余裕をもってカウンターに到着でき、やっと人心地がつきました。
ここまでお土産を一切買ってなかったのでDFSでチョコレートを購入し準備完了。あとは日本に飛び立つだけ、だったのですが、機材のナントカで1時間遅れのフライトになりました。でもポルトからの便ではないので助かりました。
今回は往路も帰路も2時間をきるトランジット時間の効率便でしたが、不慣れな私には精神的負担が物凄く、やはり次回は最低4時間程度の余裕ある便にしたいです。往路では一滴も飲まなかったアルコールを帰路ではゆっくり飲むことができました。
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