10月三連休の初日、午前中は静岡手創り市でクラフト作品を楽しみ、午後は熱海に移動し、熱海梅園アート・クラフトフェスティバル2015を訪問しました。会場の熱海梅園はJR来宮駅から徒歩15分程度の場所にあり、車でなくてもアクセスは良いところです。このクラフトフェアでは、ご当地、伊豆番匠ゾーンを設け、地元の木工作家さんの作品の展示も行われ、郷土色豊かなクラフトフェアでした。総勢約80の出展ですから、そこそこの規模のクラフトフェアですね。
会場は、熱海梅園全体をグルリと回るように配置されていて、梅園の全様がわかるようになっています。順路も書いてあるので、一筆書きで見て周れます。きっと梅の時期は物凄い人なのでしょうね。そばには澤田政廣記念美術館もありゆっくり楽しめそうなところです。JRなら来宮駅から徒歩15分程度でしょうか。
伊豆番匠の展示棟には、木工作家さんだけで10人以上の作品が棟内外に展示されていました。さらに、棟内の一室にはギター制作家の長崎祐一さんがおられ、クラフトフェアで初めて手作りのギターに触れさせていただきました。自分だけのために作ってもらえるギターって、音色も違って聞こえそうです。こちらが長崎さんのHPです。詳しい内容はコチラ http://www4.tokai.or.jp/y-nagasaki/
伊豆番匠の外のスペースに木工作品が飾ってあります。上の作品は、椅子だということはわかったのですが、どういう風に腰掛けるのかわからず、スタッフの方と、傍にいたお客さんと、腰掛けてみてやっとわかりました。二つのボッチが頭と尾っぽに見立て、跨るようにすると座れました。(ただし、子供なら普通に座れるかも)
順路をたどってパッと視界が広がるスペースに飾ってありました。中村利克さんのバードハウス。山や自然に囲まれた熱海ならではの作品ですね。この作品を見て、ちょっとした山の多い横浜にも鳥はいっぱい住んでますが、家々にこんなバードハウスがかけてあったら鳥が近くまでやってくるかもしれませんね。
このブースも熱海ならでしょうか?杉本俊夫さんの竹細工、虫かごです。とても繊細で、一本一本削りだした竹ひごを組み合わせていくのだそうです。虫はいなくても床の間に飾りたいような出来栄えでした。
仕事柄、いまだに鉛筆を愛用していますが、キャップには意外に困ります。プラスチックのキャップだとすぐに割れてしまうことが多いから。この革の鉛筆キャップはその心配がありません。さらに革榮さんが言われるには、ポケットに革キャップを上にしてさすとかっこいいし、ボールペンのキャップとして使えば、万が一ポケットの中でノックされてても汚れない、とのこと。どちらも利用する者としては説得力ありますね。
熱海梅園という場所柄か、木工作品に加えて、布小物の作品展示の多いクラフトフェアでした。伊豆番匠の展示が屋内でしたので、雨でも大丈夫でしょう。梅園全体では、まだまだ出展場所も多かったので、是非、規模を大きくしていかれたら、と思いました。木工作品には素晴らしいものも多く、きっと好きな方にはヒットしますよ。
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