GW初日は、益子陶器市の初日でもあり、例年ものすごい混雑が報じられています。今年は笠間陶炎祭とあわせてこの混雑を初体験しようと覚悟してやってきました。例年、駐車場がなくて渋滞の列が城内坂通りをふさいでいるので、今年は最初から城内坂の手前で駐車すると心に決めていました。早朝から益子を訪問したお客さんが移動する頃を見計らって笠間を出て約30分、お昼前に益子に到着です。何とか(駐車場)空いててくれるといいのだけれど!祈る気持ちで城内坂のはずれの広場近くにやってきました。広場の駐車場は大きいので一台ぐらい駐車できないかなぁ?!期待と大きな不安でいっぱいのまま入り口が見えるところへ!・・・・<満車>の文字が目に飛び込んできましたぁ・・・やっぱダメかぁ、などと嘆いても仕方ないので、何とかしようと、満車の入り口に寄せて、空きがないか聞いてみました。いくつか空いて見える場所があるんだけど。スタッフの方は良い人で駐車場の奥の人にも空いてないかぁ?と声かけてくれました。が・・・→結果はおんなじ、満車だょーの声、2、3箇所確認してくれましたがヤッパリだめ!もはやこれまで、と思ったちょうどその時、駐車場に戻ったお客さんが車を動かし始めました。空いたよーの大きな声。入り口スタッフの方も、良かったねぇラッキーだねぇーと喜んでくれました。いやぁ本当にラッキーです。と、いうことで城内坂はずれに無事、駐車できました。
さぁ、かまぐれの丘に出向いて、しがみさこさんと小貫善二さんに会いに行こう、ご挨拶したら、そこから出発。頭の中で道筋をえがき歩き始めました。
混雑の中を歩くこと約15分、かまぐれの丘に到着です。まずはしがみさこさんのブースを探します。第二会場に見つけました!はっけーん!しがさんのブースに行ってみると、なんと小貫善二さんもテント横のスペースで他の作家さん達と談笑してました。一昨年までは、しがさんとおぬきなつさんが一緒に出店していて、僕もそこでおしゃべりしているとあっという間に時間が経って、なんか何も見ずに終わっちゃった!そういう時もあったりして。なつさん懐かしいです。二人にご挨拶をして、まずはその上にある遺跡広場に向かいました。
遺跡広場には、娘の友人の増田光さんがテントを出していました。一年ぶり?にお会いします。いつもながらに可愛い作品たちに足も目もとまります。
増田さんのブースの後ろに、栢野紀文さんがいました。栢野さんのマグカップは「52週のマグ」コーナーで何度か紹介しています。例年、益子の陶器市に常滑の作家さん達がごそっと来られてますが、今年は岡歩(岡モータース)さんも別の場所で展示中とのこと。3月にお会いしてまだ日も浅いのですが、ここでも是非会いたいと思い、すぐに廻ってみることにしました。
遺跡広場には、柿柚が素敵な岡本芳久さんや木工作家の大塚和彦さんのブースもあって見応え十分でした。その中に可愛いサンタクロースの陶人形を発見!札幌の作家、石川久美子(スタジオクレイノート)さんの作品です。なんとも情感漂う切ない感じのサンタさん紹介しますね。HPはコチラ⇒ https://claynote.jimdo.com/ いずれもう一度お会いしたいです。
遺跡広場から大通りに戻る手前のメッセ通りに毎年桜井ケンイチさんが出店しているので行ってみます。
やはり今年も!出店されていました。顔出しで紹介OKとのことでニッコリこのポーズをとってくれました。桜井さんいい人です。猫のオブジェもすこぶるかわいいです!
桜井さんのブースを後に城内坂通りに戻ります。その途中にかまぐれの丘第一会場。ここにはかとうゆみさんのブースがあるはず。廻ってみます。
かとうゆみさんもいらっしゃいました。例年、2日目とか3日目に訪問すると作品がほとんどなくなっているかとうさんのブース。今年は初日とはいえ、もう午後なので、減ってはいましたが、まだ作品が並んでいます。また明日も補充されるとのこと、毎日お客さんが来られるので、作品の公開バランスも難しいですね。長年縁のなかったどら猫のカード立てをゲットして次の路地裏テントに向かいます。
ここでは、今まで知らなかった作家さんと作品との出会いを過去何回かしてきた発見の場所です。路地裏の名の通り、ちょっと秘密の場所っぽくて、毎年楽しみに来ています。
路地裏からの戻りしなに見かけたひのもと工作室さんのオブジェが今年も気になります。毎年おもしろい作品を展示されてて、今年はモノロイドです。作品の説明はネット上でも確認できます。関心ある方は是非どうぞ。
城内坂通りに下り、道をわたった反対側に作家さんのブースがたくさんあるエリアがあります。昨年そこで偶然に見つけたたなかじゅりさんの作品です。おさげ姿の可愛い?!女の子。愛すべきその姿は今年も顕在でした。いつかオラリアでも紹介したいなぁ!!
さらに歩くこと数分で岡歩さんのブースに到着しました。益子にもたくさんの他動車が到着していました。
常滑から益子まで作品を運んでくるパワーもすごいし、他動車へのこだわりもすごい!岡モータースさんかこっいいです!
岡さんとお別れし、組合広場の作家さんテントを廻り、よこみち作家テントを見てかまぐれの丘に戻って行きます。
おぉ!今年も見つけました!マラカスぼうや。一番最初にこの作品と出会ったのはもう10年近くも前になります。常滑に出かけてギャラリーを巡った時に、とあるお店にありました。以来、何度も会っている作品マラカスぼうやです。実はこの名前、今回初めて作者のミヤチヤスヨさんに教えていただきました。
益子に到着して、あっという間に3時間近くたちました。さぁしがさんのブースに戻ってお話ししよう!
人の縁は不思議なもので、おぬきなつさんの作品から始まった陶器人形の作家さん達との出会いの輪。しがみさこさんを紹介してもらってサンタクルズのクラフト市まで出かけたのが、つい最近のことのよう。あれから何年たったでしょう。動物の貯金箱の中で一番印象に残る猿の貯金箱。今でもあぁあの作品が手元にないのは寂しいなぁと思い出します。気がつけば、沢山の作家さんの作品を紹介するようになりました。そしてこれからはもっと広める活動をしたいのです。知らない人に知らせる活動は思っていたよりずいぶんと難しそうですが、作家さん一人一人の笑顔を思い出しながら頑張ろうと思います。
今年の春の大イベントはそろそろ帰宅時間が迫っています。あっという間の一日でした。横浜に戻る道が混雑しないことを願うばかりです。
※メールアドレスが公開されることはありません。