葉山の秋谷海岸の近く、毎月第二金土日月の四日間だけ開く、白倉えみさんの工房兼ギャラリーKURAKURA storehouse。伊東正明さんの陶展で訪問した茅ヶ崎のokebaギャラリー店で紹介してもらったオブジェ作家さん。IDEEの企画展で作品を見て、心がキラキラッと反応したので、機会を見つけて訪ねようと思っていました。HPで案内されてた3月の営業日に、タイミングよく時間を作れたので、思い切って出かけました。京浜急行の新逗子駅からバスに乗り、秋谷海岸のバス停で降り、海岸方向に階段を下りるとすぐ、そのお店(工房)はありました。
しばらく続いた暖かい日とは真逆の小雨まじりの寒い日でしたが、見つけた玄関先は、古家の温かさが外まで伝わってくるような外観です。ガラガラガラッと引き戸を開けて中に入りました。
こんにちは、と声をかけると、中から白倉えみさんが、寒かったでしょう、と温かく出迎えてくれました。okebaギャラリーで伺ったイメージどおり、パッと花咲くような明るい方です。展示室を兼ねたお部屋に上がり、紹介していただいたきっかけをお話ししました。
部屋の中には、そこ、ここに、陶器の人形作品が並んでいました。やはり伺ってみるものです。すっかり気持ちがほぐれました。
ありがたいことにコーヒーを淹れてくださる間に、部屋の中の作品を拝見しながら撮らせてもらいました。IDEEにも飾ってあった宙を舞う天使達です。
白磁の人形は、空の上に飛ぶ飛行機の中から、下の町を見下ろすようにディスプレーされていました。線路を走る電車も動くんです。白磁の人達も皆違った表情や動きをしています。ここだけ切り取ってもお話しが書けそうです。
古い家のぬくもりが伝わります。アラジンでしょうか?ストーブにやかんがかかった景色は、実家の茶の間と重なります。
奥の部屋の棚にも白磁の人形が並んでいます。ところどころにご主人白倉祥充さんの木工作品が並んでいます。このそばの部屋で熱い淹れたてのコーヒーをいただきました。美味しくてすぐに飲み干してしまい、ずうずうしくもお代わりしてしまいました。白倉さん、とても美味しかったです。ありがとうございました。
別の間には陶器の人形が沢山並んでいます。ちょうど部屋の奥まで日が差し込んで作品を照らしました。光に輝く少女の作品です。
先日IDEEで購入した顔マグの兄弟のような、白磁の顔花瓶です。手前のは陶器の生き物です。
入ってきた玄関の風景を部屋の中から撮ると、こんな感じです。すごく広々していて、外の光が部屋に入ってくるのがわかります。暖かい季節になると風が通って気持ちいいでしょうね。
ここに住まわれたきっかけを聞かせていただきました。次回訪れた時の報告レポートまでとっておきます。桜の季節か、暑い季節にまた訪れたいです。皆さんもぜひ湘南にお散歩がてらいかがですか。毎月の営業日は白倉さんのHPをご覧ください。http://kurakurastore.jugem.jp/
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