5月中旬から6月にかけて、飯田クラフト⇒まつもとクラフト⇒駒ヶ根クラフト、3週連続で大きなイベントが続きます。まつもとは去年一昨年と連続訪問、駒ヶ根は過去2回(最近では一昨年)訪問しているので、まだ未知数の飯田クラフトに出かけることにしました。今シーズン中央道は初めてかな?未明に出発し圏央道経由で中央高速にのりましたが、圏央道に入ったら掲示板に中央道の事故通行止めの表示が出ました。甲府周辺の一区間でしたが落胆します。まだ朝早いので、通行止め渋滞はないと思いますが、高速代も高くつくし時間も読めないし!ということで休みをとらずに走りました。それなりに時間はロスったものの、無難に通行止め区間をやり過ごし、甲府昭和から再度高速にのりました。諏訪湖SAで本格的な休憩をとって飯田到着は8時半頃、事前の調べによれば、会場になる公園周辺には駐車場はなく、小学校の校庭駐車場にとめてシャトルバスに乗るのがよいようです。飯田は初めての町でしたが何とか迷わずに駐車できました。ふぅ!開場までは徒歩圏。シャトルまでは時間があるので歩きます。途中で公園への入り口がわからず迷っているところを、これから会場に行くという男性に助けてもらいました。クラフトイベントには良く足を運ばれるそうです。
まだ準備中の会場に着いて、下見を兼ねて周り始めました。画はありませんが最初に川口の作家さんブースを訪問し、次に訪問したのが広島の作家さん夢雲窯橋本裕子さんのブースです。備前の土で焼く陶器人形は、土の色合いが一つ一つ違います。窯入れして焼きあがってみないとわからないという肌色はまさに炎と土の芸術です。
さすが広島の作家さんです。黒田投手も一緒に連れてきてました。売り物ではありません。今年も5月は鯉の季節ガンバレー!!
陶器の作品を扱っていると、どうしても床が固いと気になります。万が一、作品を落としたり倒したりした時も、毛足の長いカーペットならば助かる可能性ありありです。夏にむけて爽やかな色調の敷物はフィンランドの毛糸で紡ぐフィンランディアさんの作品です。迷いましたが買えませんでした。残念!!
よもやここでCポイントを主宰していた方に会おうとは!青森鯵ヶ沢の作家、工房polepoleの安田修平さんのブースです。ブースで出身を伺うと青森とのこと、そこで昔訪れたCポイントの話題を切り出し、いいクラフトフェアでしたね、と話したところ、なんとCポイントの主催者さんでした。イベント出展者でCポイントに行った人の話は聞くことがあっても、客として出かけた人の話しを聞くのは初めてだっと喜んでくれました。嬉しいですね。自分の足で辿ってきた甲斐がありました。秋に開催するクラフト小径の案内をいただきました。ご縁があれば又お会いできますね。
常滑の作家さん石堂聖幸さんのブースです。真ん中のが水槽です。この中に魚を住まわて背景の壁面とのコラボを楽しむ作品です。となりの白と黒の食器類とは全く違う作風に作家さんの引き出しの多さを感じました。
群馬県吉岡町の作家、うつわ工房千の森さんのブースです。軽くて薄くシンプルなデザインは、使い手を料理に集中させるパワーを感じます。とてもきさくな作家さんで、ちょうどよいサイズのマグがあれば買って帰ったと思います。いずれまたどこかのクラフトフェアでお会いしそうです。
瀬戸在住の浦川義行さん工房スコップの展示作品です。クラフトフェアの出展者紹介に掲載されていた作品たちが並んでいます。その時は気づきませんでしたが、どことなくポルトガルの陶人形にも雰囲気似てますね。
どの作品の目も眠そうにトロンとしていて、これが作品を癒し系へと導いているのかなぁ。全国にはいろんな作家さんがいて、いろんな作品が作られていて、その作品の一つが、誰かにとってのたった一つになっていくのってステキだね!ちょっとセンチなコメントです。
やっぱり世界だっ!青森のこけし雑貨のクッキーズさん。アメリカの展示会に行ってきたそうです。パチパチ!2年前にお会いした時、今まで見たことのないコラボ感(コケシと布とカラフルな色彩)、そして御殿毬のような軽さは、きっと海の向こうの人達にも歓迎されるだろう、と思い、世界で勝負できるよ、と応援しました。今回お会いした時、その時のことを覚えていてくれて「世界進出しましたよぉー」と話してくれた。嬉しいです!東北の伝統文化がカタチを変えて継承していきます。
横浜から飯田まで、少し遠い道のりでしたが、初めてきてみて良かったぁ。僕も少しずつでも前進しなくっちゃあ!今やれることに全力尽くすぞ!
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