作家さんの作品に会うために遠くまで出かけることがあります。濱比嘉詩子さんの作品を初めて見たのは東京だったのかもしれませんが、静岡のギャラリー、名古屋長久手のギャラリー、そして昨年は東近江市のヘムスロイド村、自分で言うのもなんですが、いろいろ遠出してすごいですね。濱比嘉さんの陶房にはお昼前に到着しました。地図を拡大して持って行ったのですが、最後の最後でわからなくなり、濱比嘉さんに表通りまで来てもらってしまい恐縮です。今回は、以前購入した濱比嘉さんの陶仏を壊してしまったので修復のお願いと、今春webshopを開設した時の出品のお願いで訪問しました。先日の国立の展示会でも力強い作品の数々を拝見しているので今日は楽しみです。
表まで迎えに来ていただいた濱比嘉さんにくっついてとうちゃこ!ご主人の木工作家さんヨッチさんと営むハマヒガスタヂオです。可愛い!以前から濱比嘉さんのブログをよく読んでいたので、ご主人のお名前ヨッチさんと呼んでいいのかな?ご家族で営む工房なので濱比嘉さんの作陶スペースも全部ヨッチさん手づくりなそうです。すごいなぁ。
うわー。濱比嘉さんの作品が並んでいます。
小さな狛犬の作品が並んでいました。申に酉、干支作品もありますね。
濱比嘉詩子さんと言えば大きな作品も特長です。先日の国立でも1m近い狛犬作品が展示されていましたが、ここにも沢山の作品が並んでいます。土からつくりあげる風景を一度でいいからみたいですね。
濱比嘉さん独特の作風が形にになった動物たち。森の仲間と呼んでみました。私が濱比嘉詩子さんの作品に引き込まれるのは、その、ほのぼの感、です。それと時代感。うまく表現できないのですが、季節でいえば今から初夏までのストレスの少ない季節。桃源郷にいるかのような錯覚を受けるような登場人物と住居感です。濱比嘉さんが学んだ沖縄の風土の影響もあるのでしょうか、寒さを感じないのです。東北育ちの私にとってはのびのび体を伸ばせること自体が幸せなのです。
それとご家族で営まれているこの環境が作品に現れているのかも。エネルギッシュで作品づくりに励む濱比嘉さんを再認識できました。ありがとうございます。
工房の後、山本淳平さんの展示会に連れていってもらいました。以前から作品をネット上で見て知ってはおりましたが、生で見ることができるとは!!ありがとうございました。次に伺う時はゆっくりとおじゃまできるようになりたいです。
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