全労済ホールで開催されている「わき出た!展」を訪問して、永野徹子さんと話しをしていたら、ヒルトンホテルのヒルトピアで楽しい展示しているよ、と声をかけてもらいました。それじゃあ、ということで表に出ると、すごい黒雲。今にも大粒の雨が落ちてきそうです。あいにく今日は傘をもっていない。方向さえ間違わなければ小走りで10分程度で着ける、そうイメージして道を急ぎました。ちょうど10分程度でヒルトンの横の入り口に到着。ほっと一息、中に入ってヒルトピアアートスクエアを探します。
これが、永野さんの話していた「かぶる展覧会」かぁ。少し覗いてみることにしました。
会場に入ると、まず目に留まるのが、親指らしきオブジェ。ニシハラ☆ノリオさんが、座ってみて、と声をかけてくれました。樹脂製で重量感あって冷たいのか、と思いきや、柔らかくてちょっとあったかい。過去に戻る椅子、と説明してくれました。親指の親は自分の親、親の親指の親は祖父母・・だから過去、なそうです。もう一つは親指の親の子供は、その逆なので未来??何度聞いてもちゃんと思い出せません。イベントのHP見ながら書いているところです。
時間を巻き戻し、会場入り口近くの案内です。「かぶる展覧会」の名のとおり、会場にある様々なオブジェはすべて被り物でした。最初に魚の骨と切り身なる被り物に挑戦。写真がうまく撮れなかったので画はなし。そして、ニシハラさんにもう一つ被ってみませんか?と言われたので、POPで可愛いかな、と思ってちょっと奥のほうに飾ってあったこれに挑戦。
かぶった後で、これは何ですか?と伺うと、こたえは「ひとだま」
知らない間に私、向こうの世界にショートトリップしてたのですね! 道理でこれを被ったら、周りがすべてボンヤリ薄暗くなったわけです!!
と、いうことで普段できない貴重な経験をさせていただきました。どうもありがとうございます。
次に訪問したのが中野真紀子さんの陶展会場です。陶人形と陶板作品がたくさん並んでいました。壁には大きな布製?のポスターが貼ってあり、会場をぐっと盛り立てています。中野さんご本人に伺うとタープ・・・とのことでした。紙のポスターでは折れたりするので何度も使えませんが、これなら仕舞うのも簡単で、しかも映えますね。いずれ私も作ってみたいです。
陽が沈む間際のちょっと明るくなる瞬間のような作品です。私こういう色彩が大好きなので、しばしうっとり眺めていました。この日は8月夏本番ですが、作品を見ながら9月~10月頃の空を思い出します。
ツリーの飾りに陶器人形を吊るすアイディアいいですね。
この空間には、賑やかなメインストリートをちょっと横道(路地ではなくて)に入った時の静寂感、が漂ってました。陶器のオブジェそのものです。
永野徹子さんの「わき出た!展」を知ったのは、最近始めたFacebook。しかも陶芸家の知り合いの投稿から。いろいろな人との出会いがこういう形で広がるんだ!と改めて今時の情報ネットワークのすごさを感じました。
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