真夜中の2時過ぎに家を出て浜名湖に向かいます。今年の浜名湖に向かう理由はいつもと違う。数か月前に門脇美香江さんからお勧めのクラフトフェアあったら教えて、と言われて紹介したのが浜名湖クラフト。過去に数回訪問した時は、天気も良くたくさんの作家さんが出店して多くのお客様が来場する活気あるイベントだったから。今年も出店募集は300人。天気が良ければ大盛況になるはずでした、10日ほど前までは。日本の南海上を西に進んでいた台風が大陸の前でUターンして日本を直撃するルートに変化。何とか逸れてほしいと淡い期待もしましたが、台風に刺激された秋雨前線が活発化し、当日の予報はひどい雨風。今回、hinakari工房はご主人の西本典正さん一人で出店なので、土砂降りだったら設営が大変。紹介した手前、手伝いを決め込み出発。出発して2時間ぐらいですごく眠くなり4時を回った頃から二度ほど仮眠。本当はもっと早く着く予定でしたが現地到着は7時過ぎ。雨は徐々に本降りの様相。駐車場入り口でブースの場所を確認し車をとめて西本さんのもとへ。既にテントの設営は終わっていて棚の補強の最中でした(やっぱり少し遅かった)。作品の梱包を開けて並べるお手伝い。あまり役には立ちませんでしたが、少しはほっとしてくれたようでした。雨の日は写真を撮るのが難しいので、その分、作家さん達と会話ができたような気がします。
オラリアwebshopに出品してくれている岡田育子さんも今回の浜名湖に出店、西本さんのお手伝いが一段落したのを見計らい岡田さんのブースを探します。岡田さんのブースは頑丈に設営されていて、しかも周りのテントが風よけになる場所でした。聞けば昨日に設営したそうですが、いろんなイベントに出店されているので悪天候対応がまさにプロ仕様でした(さすがです)。
雨の日は、布、紙、木工関連の作家さんには気の毒です。陶器は濡れるだけで済むが(といっても嫌だけれど)。そんな中でも頑張るブースを見つけました。テントをビニールで囲み、作品は濡れないよう奥の方にギュッとまとめて展示。木工作家アフリカンさんのブース。作品はいたってシンプルだけど木の柔らかさが残っていてお尻に優しい。雨でない日にもう一度ゆっくり会いたい作家さん。
雨の中でも頑張る陶器オブジェの作家さん達。今年の飯田クラフトでお会いした工房スコップの浦川さんの作品たち。
独特のトロンとした眼差しに思わず眠気が戻ってきました。木の葉のような羽根をまとった作品は、森の人。ぜひオラリアでも紹介したい作家さんです。
途中で西本さんのブースに戻りパチリ!ちっちゃい本シリーズ。ヤッパリ雨に負けてない!
昨年の秋に信楽クラフトでお会いした藤原康宏さんの可愛い動物達。サイもカバも可愛いい。庭やデッキにたくさん放牧?(飼えないか?)したらいいだろうな!
十五夜にちょうどよいタイミングの月とウサギの作品。クリスマスのオブジェにして飾ったら、とても可愛いかも!!部屋の雰囲気変わりそう!!
一昨年の九谷のクラフトフェアでお会いした竹優莉さんのブース。ピンチで挟んだディスプレーですぐに思い出した。象嵌の作品は52週のマグで紹介しました。よかったら探してみてください。https://12tsukinokokoro.com/mug/
丸山亜紀子さんのブースの前に、とても素敵な馬の作品を発見!
表情が楽しそうで穏やか。ガッチリした体躯がマッチして、ほのぼのとした作品が飾ってありました。作っている時の作家さんの気持ちもきっと穏やかだったんだろう、なんて思うとこちらも幸せな気持ちになります。
こちらもクラフト大賞出品作品がブースの前にニャニャーン!!GACO(小橋雅子)さんの大きい招きネコ二人組です。
実はGACOさんの器とマグカップも可愛かったのです。いずれ52週のマグでご紹介しますね。
歩いていると、姫路の作家、朴洋絵さんの作品ブースに可愛い作品が並んでいます。思えば、朴さんとの出会いは一昨年の浜名湖(記憶が正しければ)。そよ風の精と会ったのが最初です。お祈りの精も小作品ながら、一体一体表情が違う。穏やかになれる作品です。
それでもって岡田育子さんのブースに戻ってきました。お店番を頼まれたのを良いことに(ラッキー!)作品の写真をいっぱい撮りました。これはほんの一部です。色を極力使わず、カラダの線も不定形で柔らかい。緩ませパワー炸裂の作品たちです。
最後に西本さんのブースに戻りお別れの挨拶!例年は晴れてすごい人出なのに、今年はザンネン!そろそろ横浜に戻ります。
帰途は、朝よりもっとすごい絶望的な眠気に襲われてしまい、PAで仮眠しました。一時間ほど眠ったらパチッと目が覚めたので、この機会を逃すまいと一気に横浜に戻りました。台風の進路がやや変わり、翌日の開催が危ぶまれていたフェアも開催され、ちょっとホッとしました。西本さんお疲れ様です。
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