ここにきて寒波が去り、暖かい日が続いています。伊東正明さんから葉書が届き、茅ケ崎の熊澤酒造敷地内のokeba gallery&shopで「伊東正明の食器図鑑」という展示のご案内(2月3日~15日開催)でした。http://www.kumazawa.jp/okeba/
1月に湯河原方面に出向いた際は、ご都合があわず、お会いできませんでした。今回は在廊されてると良いのですが!!最寄り駅は香川、神奈川県なのに香川とは、などと思いながら出かけてみました。
駅の名前は「香川駅」でした。駅の真ん前には美味しい和菓子屋さんとお蕎麦屋さんがありました。すぐそばには周辺の見どころを表示した地図があり、熊澤酒造は駅から一番近いポイントにありました。
道の途中に熊澤酒造の看板がありました。湘南ビールも飲めそうですし、美味しいパンも食べられそう。
歩いていくと最初に熊澤酒造のビール工場の入り口がありました。どこから見ても工場の入り口で、通りかかった近くの方にギャラリーの場所を伺うと、少し先に入り口があると教えていただきました。壁伝いに歩くと右手に駐車場があり、沢山の車がとまっていました。ひょっとして人気スポット?と思ったとおり、レストランやギャラリーなど複数の施設の入り口があり、たくさんのお客さんが出入りしていました。こ、これはテーマパークのようだぁ!入っていくと左手にはレトロな工場の街灯が目に飛び込んできました。ますます期待!
ギャラリーのokebaは敷地の一番奥のほうにありました。リヤカーをたて掛けた看板がありました。
ギャラリーを入ったところに伊東正明さんの陶展の案内テーブルがあります。奥のほうに目をやると、伊東さん本人がいらっしゃいました。ちょうどお昼時間が終わるタイミングでしたのでお客さんも引き上げる時間になり、ゆっくり話しができました。
伊東さんから頂いた案内のハガキに「ステキがあふれた所です」と書かれていた理由がわかりました。この空間ですね。ギャラリーのスタッフの方も一緒に説明してくれました。okebaの名のとおり酒造りの樽の置き場だったところです。1階の奥に広がるスペースは広く、数人の作家さんの常設展示がされていました。二階にもギャラリースペースがありました。
伊東正明さんの展示は、食器図鑑の名のとおり様々な食器が並んでいました。伊東さんの特徴でもあるミカンの灰釉を使った皿の写真をとりました。いつもながらに優美です。このサイト「12月のこころ」の話しをしていたら、ギャラリーの方からも宣伝してねと応援の言葉が。伊東さんの作品はいろいろ手元にあるのですが、オブジェもマグカップもないので「12月のこころ」のメインコーナーでは掲載していません。そこで今回は、ミカン灰を使った小さめのマグカップを一点求めて帰りました。”52週のマグ”で紹介します。
店内に展示されていた他の作家さんのお話しなども聞きながら、ついつい長居をしてしまいました。敷地内には古い建物を活かしたレストランと食事処、パン屋さんと湘南ビールや日本酒天青の販売コーナーもあります。レストランではちょうどランチタイムでした。美味しい湘南ビールを飲みたいのですが、帰ったら車の運転があるのでお土産にしました。一緒につまみのソーセージも。さらに看板にあったベーカリーでは食パンとチーズケーキとクリームパン、シナモンロールを買い込みました。美味しいランチは次の機会に残しておきます。本当にステキがいっぱいでした。伊東正明さん、紹介いただきありがとう。
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