三連休初日、あいにくの雨模様の中、午前中は静岡の手創り市に立ち寄りました。いくら三連休とはいえ、信楽まで走るのは、ちょっと遠くて大いに大変でした。静岡でザンザン降られた雨も次第にあがり、ほっとしながら向かいます。三連休なのに全然渋滞にはあわず、伊勢湾岸道や新名神を経て信楽に午後3時には到着。2009年GWのイベント以来なので、7年半ぶりの訪問です。Time is short! なんて月日が経つのが早いんでしょ!
セラミック・アート・マーケット2016は陶芸の森の大きな敷地に150人以上の陶芸家さんが出展しています。
陶器が好きな方には、間違いなく楽しめるイベントです。陶器のオブジェや人形はあるかな?期待を胸にして会場を廻ります。ここではオブジェなど中心にレポートします。
帰ってきてから編集するので、動物の頭蓋骨と狛犬のオブジェが、器-ゆるたりさんのブースでよかったのか、少し不安になりました。
イチテンゴさんのブースに展示されていたマグカップに書かれたイラストと淡いブルーに目が止まり、買って帰ろうか、最後まで迷ってしまいました。絵も色も独特で淡いです。
土感タップリのぐい吞みがたくさん飾ってあった藤本秀さんのブースです。2009年に購入したぐいのみと同じ感じだったのでテントに入りました。藤本さんご本人とお会いし、どことなく記憶が甦ります。やっばり間違いありませんでした。暫し、当時のことと、今自分が作っているオブジェ紹介サイト「12月のこころ」を話題に立ち寄りました。ぐい吞みの横には時折作られるオブジェが!狛犬とタヌキを撮りました。うずくまるも素敵です。一つの作陶が終わるときや始まる時に作られるそうです。他に数点ありましたが、美術品オブジェです。
可愛いオブジェが並んでいました。お二人の陶芸家さんの共同出店ブースでした。この作品がどちらの作品か聞きそびれましたので、ブース名だけ書きました。
冬の団欒時にミカンでも食べながらコーヒーを飲んでる、そんな情景が絵になるような器が並ぶブースです。ここもお二人の出展でしたが、作品はツジタカコさんのマグカップです。
このブースも三人の作家さんのブースです。サイの陶製オブジェは藤原康宏さんの作品。デフォルメされたカタチはコミカルで、生物というよりロボットのような、愛らしい作品が多数並んでいました。
展示ブースは(後で確かめると)5人の作家さんの出展です。この可愛らしいオブジェは山口あつこさんの作品です。後から思えば一人二人連れて帰ればよかったのですが、当日はあまりにたくさんの作品に囲まれて、ついつい満足してしまいました。
葛原準子さなの陶人形です。スーツ姿の男性が目にとまりました。表情が楽しそうで、こちらまで穏やかな気持ちになります。こういうオブジェが仕事場の机の上や、家のリビングにあったらギスギスしなくなるでしょうね。
器のしごとさんのブースには、背伸びした狛犬が何点も飾ってありました。看板の前に陣取っているだけあって、小さいながらもオーラのある作品でした。これも連れて帰ればよかった作品の一つです。
この狸は強烈なオーラを放ってました。一度通り過ぎて、思わず、またブースに戻りました。今日、会場までの道の途中に、大小無数の狸がありました。車から見てるだけでも満腹するぐらい!なので、思わずブースを通り過ぎたのですが!いやぁ立派なインパクトのある狸でした。出展者の藤原孝親さんは、祖父の兄が初代狸庵という系譜なそうで、狸へのこだわりが並々ならぬのも勿論のことですね。
日が陰った時に撮ったので作品が暗くなりすみません。アトリエ野恵、冨増栄子さんのクリスマスのオブジェです。もう一度必ず会いに行こうと思います。作家さんの数だけ作風もあり、まだまだ知らない作家さんも多いなぁ、と、嬉しくもあり、寂しくもあり。です。
このブースもお二人の出展ブースでした。廣岡秀樹さんの作る、土偶のような埴輪のような土の塊のような、存在感のある作品を、ジックリ拝見いたしました。作品の説明もいただきありがとうございました。
あっという間に夕暮れが近くなってきました。思いっきり早く起きて走りついた信楽の里。7年半ぶりの訪問でしたが、益子や笠間とは空気感の違うセラミックマーケットでした。後から思えばオブジェも人形も何一つ連れ帰らず、編集していると、かなり心残りです。いずれそれぞれの作家さんを訪問してみたいと思います。とても楽しい1日でした。
ちなみに今晩の宿は甲賀水口の料理旅館魚兵楼です。宿泊談ですが、近江牛も松茸も膳を賑わし、美味しい刺身と美味しい地酒もあって、とても満ち足りた1日になりました。
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