Antonio Ramalhoさんは、バルセロスの陶人形作家の中で最も有名な作家Julia Ramaloさんの息子。特異な造形を飴色単色で表現する母親の作風を継承し、それに緑色を加えて、遊び心ある表現がアントニオさんの作風。作品はポルトガルギターを弾くDiabo。
幸運の雄鶏伝説で有名なバルセロスでは、ガロをはじめ宗教的な作品やミーニョ地方の市井を描く陶人形(Figurado)作りが盛ん。日本の赤鬼に似たDiabo(直訳すればデーモン/悪魔)は、縁起物としての意味合いが強い作品。子育てする者や楽器を弾く者など、作家それぞれに個性的な作品を作っています。
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