幸運の雄鶏伝説で有名なポルトガル北部のバルセロス。この地ではFiguradoと呼ばれる陶人形作りが百年以上前から盛んです。伝説となった幸運の雄鶏の置物ガロが最も有名ですが、そのほかにもプレゼピオや守護聖人像など宗教的な作品が沢山あります。特に守護聖人は、聖アントニオ、聖ペドロ、聖フランシスコ、聖ジョアン他多くの作品が作られています。小さいガロやハリネズミ作品などカラフルで可愛い作品が特徴のミステリオ兄弟ですが、宗教的な作品は、描写が細かくて落ち着いた色彩なので、厳かな雰囲気が漂います。陶房には様々な聖人が並んでいましたが、その中から、天の国の鍵を持つ聖ペドロを紹介します。2021.06画像更新
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