幸運の雄鶏伝説で有名なバルセロスでは100年ほど前から陶人形Figuradoが作られています。もともとは子供の遊び道具だったそうですが、今では素朴さと芸術性が融合したアート作品です。40人近い作家さんが個性的な作品を作っていますが、ジュリアコタさんは、その中でも最も知られる作家の一人です。鼻が上向く特徴ある容姿と、赤やオレンジ、黄色や緑などカラフルな色彩で表現するのが特徴です。物を頭にのせて運ぶ姿を作品にしたもので、魚を銀色で表現しているので、彩りがさらに強調されています。ポルトガルの陶人形Figuradoは、ほとんど輸出されておらず、日本ではおそらくここでしか手に入らぬ作品が多いでしょう。
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