この日は台風の影響もなく、晴天のクラフト日和。この週末は長年行きたかった長浜楽市楽座の訪問を決めていましたが、できれば他のフェアにも訪問したいと思いあれこれ悩んだ結果、北軽井沢の杜クラフトフェアに決めました。出展者67という規模は、けして大きくはないのですが、信州にはクラフトマンが多く、しかもこのフェアには、近くのアーティストが多く参加されるというホームページの案内を見て決めました。北軽井沢の杜クラフトフェアのHPはこちら http://www.kitakaruizawa-no-mori.com/about.html
早朝から電車を乗り継いで軽井沢駅に到着。初めて訪問する北軽井沢の杜クラフトフェアにワクワクしながらバスに乗り込みます。会場の浅間ハイランドパークまでは30分程度の乗車です。
晴れ渡る青空に、高原の風。これだけでも来てよかった!開場前でしたが、やはりお客様が多く到着していて各ブースを見ていました。今日もオブジェを中心に見て周る予定です。最初に足をとめたのは逃猫舎さん。リアルな猫の顔のオブジェが並んでいました。
ブースには、鳥を題材にしたオブジェも数点ありました。そちらの掲載も考えましたが、猫がメインの作家さんですので一番リアルな顔モデルの作品を紹介します。気さくな作家さんで、猫にかける作品づくりの話しが聞けました。カラスに乗る猫の作品が印象に残り、いつかまた出会いたいです。逃猫舎さんのHPはこちら http://nigenekosya.jimdo.com/
先日のごてんばクラフトフェアでもお会いした工房mieさんのブースです。こけしの花入れの陶器など。いくつかの作風のものが並んでいました。看板に「暮らしにちょっびりやさしい雰囲気をプラスするモノづくり」と書いてありますが、オブジェを飾る側は「ちょっぴり」が「すごく大きなほっとした気分」になってますよ。ごてんばにも来てくれてありがとう、と言われちょっと嬉しい!気持ちに。工房mieさんのHPはこちら http://koubou-mie.jugem.jp/
今回の訪問のきっかけともなった山口佳子さんの作品口笛を吹くツボ壷です。草津に窯のある作家さんです。北軽井沢の杜クラフトフェアのパンフレットに山口さんの作品が掲載されいて、ぜひとも直接作品を見たくなりました。上の写真の3作品は初期の作品とのことで非売品でした。残念!最初は壷とは思わず、玉ねぎですか?と伺うと、よくニンニクに間違えられる、と笑ってました。(たしかにそうかも)
真ん中のオブジェが気に入ったのですが、すでに購入済のマークが。パンフレットの表紙に掲載されたことで、山口さんの作品には人気集中なのでしょう。もっとたくさんのオブジェを用意すればよかったです、と、しきりに恐縮されてました。また次にお会いできることを願っています。山口佳子さんのHPのブログはコチラです。 http://blog.midori-hora.moo.jp/
今年二度目の再開になる森の花工房の相原さんの作品です。以前に比べて食器が多い展示ブースですが、今回は香炉が4~5点展示されていました。相変わらずお元気そうで、お客様の相手をされていました。数点の作品の写真を撮らせてもらったので、作家さんの作品紹介で案内します。
水上町の染色、編み物の作家さんkleine Bieneさんのブースです。今回の自己紹介には「地元の山で採取した草木や自家栽培している「たで藍」で毛糸を染めています。やさしい色に染まった毛糸で手編みした帽子を中心に、寒い冬をあたたかく過ごせる手袋、セーターをお持ちします」と書いてありましたが、本当に優しい天然の色でした。色にあたたかさがあるってあまり感じたことがないのですがありました。そして、編みが柔らかく感じました。葛とハーブで染色した淡い緑のツートンの帽子を娘の誕生日プレゼントにしました。kleine Bieneのブログはコチラ http://blog.livedoor.jp/hachi_739/
自然の素材を使ったリースを作るmarsa*さんのブースです。自身で栽培した木を使う独特の作品が目を引きます。周りの自然に溶け込むので写真で特徴を出すのはすごく難しいのですが、家の中の部屋の入り口や、風が多く入る窓辺に飾るとすごく良い雰囲気がでます。ぜひ、クラフトフェアで見かけることがありましたら、足をとめてみてください。marasa*さんのHPはコチラ http://www.marsadesign.jp/
今年二度目のブース訪問です。耐熱性ガラスを使った彩り豊かな作品はいつも目を引きます。将来、木の部屋の中に、このランプシェイドをいくつも吊りさげて、ぼんやりした灯りの中で、ウールの敷物を引いた大き目の木の椅子で、オブジェ作品のお店番をして過ごせたら幸せ、という気分にさせてくれる作品です。ちなみにYUCCAさんのHPの作品集を見ていて、自分の部屋に吊ってあるガラス香炉とそっくりでしたので、作品を購入した2008年秋の小布施クラフトの出展者名簿を調べたらGlass Studio Yuccaと書いてありました。たぶん間違いなく彼の作品です。随分前からファンだったのですね。ちなみにYUCCAさんのHPはコチラ http://www.yuccaglass.com/
秋の北軽井沢の爽やかな空気は、ここのところ停滞気味の気分を少しリフレッシュさせてくれました。初めての訪問でしたが、天気が良ければロケーションも抜群で、もっと大きなクラフトフェアになれば、さらに人気が高まるのではないか、と感じました。来年も来てみようと思います。
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