ここ数週間、風邪が治らずなかなか出かけられず、6月2週の週末は、久しぶりに会津の工人祭りを訪問する予定でしたが断念。その後お医者さんの薬を飲み続け、ようやく回復してきたので、6月3週の今週末は、思い切って出掛けました。土日有効の週末パスを購入し、あわせて帰省もしようと考えて土曜の朝早い上越新幹線に乗り込みます。新幹線は予想外の混雑で大宮からは立ち席も続出してました。目的地は三条クラフトフェアin槻の森。三条クラフトフェアには6年前一度訪問していますが、その時の開催場所は八木ケ鼻。さて今年はどんなフェアになっているのでしょうか?
新幹線には燕三条まで乗り、そこから在来線の弥彦線に乗り換え東三条に向かいました。
無事東三条の駅につきましたが出口が二つあり迷いました。駅員さんに聞いて出たところバッチリ!駅改札を出てすぐのところにクラフトフェアのポスターが貼ってありました。この駅で良かったのか不安に思う遠方からの客にとって、このポスターで落ち着きます。
このクラフトフェアの満点サービスは、無料のシャトルバス。開場10時にあわせて東三条駅を出発します。しかも会場までの渋滞を避けるようコース設定されていて気遣い抜群です。(帰りのバスは渋滞道路を逆方向から走るのでその画を案内します。)
定刻通り、開場10時にあわせてバスは到着。行き届いたサービスに感動です。6年前の八木ケ鼻での開催からこんなに進化しているとは!人気のフェアである理由が垣間見れました。今年は200人近い作家さんが出展しています。
来てよかった!今年の三条クラフトフェアでは、思いもかけず、これまで知りあった個性豊かな作家さん達とのたくさんの再開があり、感動の連続でした。まずは、草津在住の作家、山口佳子さん。シャトルバスの入り口から二つ目のブースです。にんにくのようなオブジェが独特で、すぐにわかりました。
挨拶すると覚えてくれていて、HPでも紹介してくれて、とほめてもらいニコニコ。最近の作陶状況を教えてもらいました。そしてブースに並ぶユニークな作品達。
今年も作品の中に、ビビッときた作品がいくつかあったのですが、残念ながら売約済。タッチの差だったようです。同じような感性のお客様といつも競合してしまいます!
岩手県の作家宮古和人さん。初めてお会いする作家さんかも?大型から小さいものまで、これだけ多くの家のオブジェが並んでいるのは初めて拝見したと思います。
思いもかけずに再会することになった青森県のこけし雑貨の作家COOKiESさん。昨年鶴岡のクラフトフェアともう一度どこかでお会いして以来の再開です。
なんと、陶器作品が並んでいる??聞いてみると陶器ではなく石粉粘土の作品だとのことでした。
そして、私にはおなじみのこけし気球。家の階段に吊るしているので、ほぼ毎日見ている作品です。COOKiESさんの作品は日本的でかつ斬新なので、いずれ海外への輸出もできるのでは!ブースで昨年アップした画面を一緒に見てもらい、またの再開を約束しました。クッキーズさんのHPはコチラ⇒http://cookies-handmadegoods.jimdo.com/
ちょっとだけ会場を移動したら、北海道の作家コッソリ工房さんとの再開。嬉しかったのは「12月のこころ」をシッカリ見てくれてたこと!昨年同様に「写真撮っていいですか?HPで紹介してもいいですか?」と伺うと、昨年、群馬の森の二日目で、作品を選んでた方でしょう。と思いだしてくれ、さらに「12月のこころ」の紹介カードを渡すと、驚いたことに、可愛いく作品をアップしてくれたのは貴方でしたか?緑の洒落たテーブルで撮ってくれたでしょう?と指摘してくれました。見ててくれたんですね!感激です。
三条では、可愛い食器類も増えていました。その中で、手間がかかるので数は作れないけど、という象嵌を埋めたマグカップがとてもステキでしたので、迷わずお土産にしました。そして、昨年購入したローソクのマグカップがとても使い易いマグカップだったと感想を伝えると、持ち手もストレス感じないところまでカンナで削ってる、と説明してくれました。ヤッパリね!!感動です。長くお付き合いできるといいなぁ。
そして感激はまだ続きます。知立の作家、岡田育子(アトリエiku)さんのブースを発見。先月に東静岡で会ったばかり。ここまで来たの?という感じです。6月末には名古屋栄三越で展示をされるそうです。すごいなぁ!
変わらぬパンダのオブジェたち。ゆる可愛いが存在感ばっちり。きっとまたお会いするでしょう。
昨年、駒ヶ根のくらふてぃあでお会いした以来、一年ぶりにお会いする作家、アトリエ コト・ラージュさん。絵画から木彫、焼き物まで、様々な作品が並びます。お会いした多くの作家さんの中でも強く記憶に残る作家さんです。
シッカリ宣伝すべく、作品を購入しようと思っていたのに、会場を周っているうちに失念してしまいました。次こそは。
そして、久しぶりに森の花工房の相原秀雄さんのブースに出くわしました。出展されていたんですね。思わずブースに入り、そう声をかけていました。最初の出会いから、そろそろ10年でしょうか。相原さんは、このHP「12月のこころ」をシッカリ見ていてくれて、最近は香炉あまり作っていないんだよ、て笑っていました。
写真の爪のようなものは、窯の温度を管理するもので、狙った温度になると溶けて曲がるんだそうです。アナログだけどこれが一番なのだと説明してくれました。またお会いしましょうね。
普通ならここいらで感動の連鎖は終わるのでしょうが、今回はまだ続きます。長野安曇野の作家、花塚哲男さんのブースを発見。パリジェンヌも笑い顔のオブジェも健在でした。囲碁する人の作品が面白く撮らせてもらいました。※パリジェンヌは「12月のこころ」で紹介してます。
木工作家の息子さんとは別々の場所ですが一緒に参加されているとのこと。枯れることのない作陶の情熱に感激です!
花塚哲男さんのブースからわずか数ブース離れたところに秦野の作家、桜井ケンイチさんのブースを発見。今年は益子の陶器市でお会いし、その時求めた新作のマグカップを「52週のマグ」で紹介してます。今回の展示では、その作品をベースにアレンジした作品が並んでいました。このあとのクラフトフェア出展の予定を伺うと、青森のイベントにも行かれるそうで、なんともエネルギッシュな行動力です。
桜井ケンイチさんのブースを出た時点で、知っている作家さんに沢山会えたことで脱力的な感激!をしていましたが、ここからは初めての作家さんとの出会いで感激!です。群馬の木工作家。黒岩直さんのブース横を通り過ぎようとして、思わず戻ってしまいました。木彫の作家さんですか?と伺うと最近までは木のおもちゃを作っていたとのこと。動物の特徴を掴んでデフォルメする時に、それが役立っていると話されてました。
このロバを連れて帰らなかったことには、ちょっと悔やんでいます。本当におもしろいカタチでした。何とかしたいですね。黒岩直さんのブログはコチラhttp://tanakkk.blog118.fc2.com/
そして本日の出会い、最後の感激は、山形の作家さん、ATELiER SiMASiMA 東海林志津さんです。送迎バスの集合場所に一番近いブースが東海林さんでした。犬のオブジェが可愛いので、撮っていいですか?と伺うと、わざわざこのように並べ直してくれました。なんと優しい人だろう、と感激しながら、作陶されている場所を伺うと、なんと酒田と言われびっくり。これから帰省する鶴岡の隣の市です。本当に狭い人の縁ですね。
食器たちも、存在を強調するでもない、さりげないやさしさが滲みでていてすごく良かったです。いずれ又お会いする機会もあるでしょう。同郷のよしみ、これからも応援しますよ!
木工作家の黒岩さんに続き、東海林志津さん、初めての作家さん二人との出会いは三条クラフトフェアをさらに印象深いものにしてくれました。どうもありがとう。
そして、会場から東三条駅まで行くシャトルバスの車中から見える反対車線の渋滞はかなり先まで続いていました。渋滞を避けてコース設定してくれた主催者の皆さんの配慮に感激!しました。たくさんの感激!が詰まった三条クラフトフェアin槻の森でした。
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