12月のこころ

クラフトの旅

旅行時期 2015/06/06 - 2015/06/06
「くらふてぃあ杜の市」 駒ケ根で驚きの出会い!橋本緑さんの招き猫。

橋本緑さんの招き猫
  • テーマ:駒ヶ根で開催される「くらふてぃあ杜の市」を久しぶりに訪ねます。
  • エリア:駒ヶ根ICから2km弱。新緑の高原にある駒ケ池周辺にブース数300強のクラフトフェアです。
  • エリアの満足度:前週のクラフトフェアまつもとに続き信州で開催される大きなクラフトフェア。会場で食したお蕎麦はとても美味しく、初夏の高原を満喫しました。もちろん出展される作家さんの作品にも大満足です。

くらふてぃあ杜の市は、駒ケ根で開催される国内最大級のクラフトフェアです。前回の訪問は5年前の2010年。すごい規模に圧倒された記憶が残ります。今週は仕事が忙しかったのと前週のクラフトフェアまつもと訪問の疲れが残り、さらに前日夕方から雨が強くなり気分は逆風。土曜未明まで雨が残るようなので車もNG。他に交通手段は?と調べたらなんと高速バスがありました。くらふてぃあ杜の市の会場は駒ケ根ICから徒歩2km弱。予約センターに電話するとICにバス停があって、運賃も新宿から駒ケ根IC往復で7000円。最後の一席残っているとのことなので即決で予約しました。

 高速バスのチケット新宿⇔駒ヶ根IC

 土曜日は5時半に家を出て新宿のバスターミナルに6:20に到着。6時半からの発売まで並んで待つこと10分。無事切符を購入して26番の出発口へ。7時発の飯田行きに乗っていざ出発。途中渋滞があったので駒ケ根ICには定刻より20分ほど遅れて10時40分に到着しました。雨上がりの晴れ渡った空に新緑を渡る風は清々しく、本当に気持ち良い会場までの道のり。一本道で迷うことなく到着。会場は道路を挟んで2か所に分かれているので、まず最初に駒ケ池周辺の散策から開始しました。

駒ケ池と周辺会場

駒ケ池会場には約120の出展ブースが並びます。池の周囲だけでなく、池の両端を挟む道路までの間に展示ブースが並んでいます。まずは駒ケ池の周りの作家さんブースを見て廻りました。クラフトフェアまつもとに出展していた作家さんもチラホラ見受けられましたが、意外に重複していなかったように思います。

工房RURURAさんブース風景

カラフルで子供連れのお客さんが多かったブースです。工房RURURAさんの家のオブジェです。窓や階段、煙突など細工が細かくひとつひとつ特長のある作品でした。

加治佐郁代子さんブース

加治佐郁代子さんのブース。見覚えある作品でしたので伺ってみると、前に、千葉県市川で開催される「工房の風」に出展されたこともあるそうです。きっとそこでお会いしていますね。流木を彷彿させる丸くてつるつるした感じに、絵本から抜け出してきたような色彩と造形が印象に残ります。庭が広かったら置いてみたいですね。

のり工房さんブース風景と作品

のり工房さんのオブジェ。いくつかの作品を手にとって真剣に選んでいるお客さんがいました。たしかに表情も一人一人違います。

望月万里さんの独特の器

特長ある望月万里さんの焼き物。製作過程を伺いましたが、専門的なお話しで、ここで解説などできるはずもなく。写真は撮れませんでしたが駒ケ池会場ですごく気にいったぬいぐるみ作家noconocoさん。ブースに掲示してあるプレートには「大人が持ちたいぬいぐるみ」の紹介文と作家さんの住所が。なんと我が家のすぐ近くの作家さんでした。今度遊びに行ってみよう。

 アルプホルンの演奏風景

ちょうどお昼時になり、くらふてぃあ名物のアルプホルンの名演奏が聴けました。午後は菅の台会場を中心に廻ってみました。

橋本よしこさんのポップな磁器カップ

ポップなデザインの磁器カップは橋本よしこさんの作品です。ワインを飲むのにちょうどよい大きさと軽さです。これが並ぶカフェならおしゃれかも。

丸太房さんのブース風景

人目をひく大きな木のオブジェは丸太房さんの作品です。写真でははっきりわかりませんが、そばに立つと作品の大きさがわかります。かなり大きくて存在感ありますよ。でも車でないと持って帰れない!と思ったら「発送承ります」のプレートが。さすがです。 

中里洋平さんの漆器ブース

坂戸の漆器作家、中里洋平さんの漆器。軽くて持ちやすくて、一度、工房を訪ねるつもりです。菅の台会場だけで200軒余の出店数です。あまりのブースの多さにかなりくたびれてきました。そういえばお昼ご飯も食べていなかった。

菅の台会場風景

歩き疲れたなぁと思いながら、袋小路のような角のブースを通りかかった時、運命的な出会いが待っていました。見覚えある招き猫が目の前に。ずっと気になっていた我が家の玄関に鎮座する招き猫。何年か前に名古屋の長久手のギャラリー象家さんで購入したのですが、作家さんの名前を忘れてしまい、その後、象家さんの突然の閉店でわからぬままになっていました。一見すると陶器には見えず、張り子かと思えるような作品です。それが今、大きい招き猫も一緒に三体も。喜びでテンションが一気に上がり、作家さんに経緯を話したところすごく喜んでもらえました。

 橋本緑さんの招き猫

瀬戸の作家さんで橋本緑さんの作品と判明。並んでいた牛とラマ?を記念に手に入れました。作品はのちほど紹介します。滞在時間は3時間、そろそろ帰りのバスの時間が近づいてきました。最後の最後にサプライズ。好きな作品の作家さんとの出会いはいつも感動的。作品作りの姿勢や人柄などを知ることができるし、私にはすごく居心地の良い時空がそこに広がります。

会場から駒ヶ根ICの道のり

会場を後に、朝来た道にでました。帰り道はずっと緩やかに下っています。駒ヶ根ICまでは約20分。今回はお土産を持って帰ります。久々に訪問した駒ヶ根「くらふてぃあ杜の市」たくさんの作品や作家さんに会うならお勧めの高原でのクラフトフェアです。

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