12月のこころ

クラフトの旅

旅行時期 2016/02/12 - 2016/02/12
柿食えばルンルン。不思議な名前に誘われて!雑司ヶ谷手創り市を訪ねる。

鬼子母神は左、大鳥神社は右
  • テーマ:柿食えばルンルン、その正体と作品を求めて、雑司ヶ谷手創り市を訪問
  • エリア:雑司ヶ谷鬼子母神境内と大鳥神社
  • エリアの満足度:どちらの手創り市も超有名なので、たくさんの作家さんが集まってることと、クラフトフェアよりもいっそう手創り感があって楽しいです。

全国で開催されるクラフトフェアのシーズンにはまだちょっと早い2月。昨年暮れに訪れた雑司ヶ谷鬼子母神の手創り市を訪問しました。きっかけは「柿食えばルンルン」。なんと不思議な作家名なのか!手創り市の初出品者の紹介で、偶然にも見つけてしまい気になって気になって。作品ジャンルは粘土細工でしたので尚更です。

さて、どのような作家さんでどんな作品が展示されているでしょうか。

朝起きると今日は快晴。寒いけれども、東急線一本で雑司ヶ谷まで行けるので躊躇なく出発。乗り換えもせず座ったまま到着。なのでここまでは全然寒くなぁい!

本日開催の看板

本日開催の看板

前回訪問した時は、酉の市のため大鳥神社での開催はお休みでしたが、今回は大丈夫でした。まずは、行ったことのない大鳥神社に向かいます。知っている作家さんもいましたし、新しい出会いもあって、クラフトフェアはやっぱりいいなぁ、と改めて感じました。

りんご畑の菓子工房 千果さんのブース

りんご畑の菓子工房 千果さんのブース

コンフィチュール、ジャムの文字に目が止まり、次に試食の文字に足も止まってしまった千果さんのブースです。ちょうどお客様が試食しているところで、美味しい、美味しい!を連発、3種類のジャムと3種類のチョコすべてを買って行かれました。こちらが気になったのは、デコポン×ココナッツミルクと焼柿シナモン。まずはデコポン×を試食し、エスニックな美味しさを実感したので、楽しみは後にとっておこうと焼柿シナモンをお土産にしました。楽しみーーー。

可愛くて感動的スタジオナナホシさん

可愛くて感動的スタジオナナホシさん

千果さんのブースからちょっと離れたところに、知っている作家さんが二人。いつも感動的な可愛い木工オブジェを作るスタジオナナホシさんです。お話ししてみると、藤沢拠点の作家さんとのことでした。近々茅ヶ崎のギャラリーで、グループ展を開催されるそうです。楽しみですね。

うこわやさんブース楽し面白作品いっぱい

うこわやさんブース楽し面白作品いっぱい

前回どこのクラフトフェアで出会ったか覚えていませんが、たしかに去年お会いした作家さん、うこわやさんです。カードを挟める個性的な粘土作品を見て、すぐに思い出しました。

会場を二回りほどして鬼子母神の境内に向かいます。

ロマンティックななパンフレット

ロマンティックななパンフレット

9時開場ということもあり、1時間近く経過した鬼子母神は、お客様でいっぱいでした。今日ここに来たきっかけを作った柿食えばルンルン探しに、会場を周り始めました。

黒板ボードがおもしろい PLATZ鉄と木さん

黒板ボードがおもしろい PLATZ鉄と木さん

ちょっと歩いただけで、面白い作品に目がとまってしまいました。黒板ボードです。ほんとにチョークで書くことができるのか?消すこともできるのか?知りたくて、作家さんに質問してみました。どちらもOK!快答を得たのでお土産にしました。

寺田昭洋さんの作品展示風景

寺田昭洋さんの作品展示風景

柿食えば探索を再開、するとすぐまた別の作家さんブースに足が止まりました。ここのところ、小さめのマグカップを使うことが多いので、ちょうど良さげなマグカップの並ぶ寺田昭洋さんのブースです。寺田さんは現在、富津に築窯されてますが、最初は常滑で勉強されたとのことでした。ので、当方は常滑には行った経験があること、知っている作家さんも何人かいること、を話したところ、夏の常滑焼祭りも今年からは秋に変わるそうで、時期がズレでくれれば今年こそ行ける!と喜びました。

吉澤浩さんのらしいマグの展示風景

吉澤浩さんのらしいマグの展示風景

寺田昭洋さんのブースを離れ、さらに柿食えばルンルン探しに向った矢先、愛用している小鉢の作家さん吉澤浩さんのブースを発見しました。今回も様々なカタチとセンスのマグが並んでいました。吉澤さんにはこれまでも何度かお会いしているので、ここでも又、最近の作品作りや最初に出会った川口クラフトのことなどイベント出展について会話しました。その後、また探索を再開。

柿食えばルンルン さんの展示風景

柿食えばルンルン さんの展示風景

それでもわからなかったので、本部に行って、作家さんの場所を教えてもらいました。そして、ついに探し当てた「柿食えばルンルン」さんのブースです。意外にも男性と女性二人のユニットでした。柿食えばさんに会うために来た、と告げると、最初は驚いてましたが、とても喜んでくれました。作品はへたうま絵的な可愛さで、初登場紹介にのっていた作品例よりもずっと気に入りました。石塑粘土が材料の粘土細工で、見た目よりも重量感があり色付もシンプルでいい感じでした。

勝又直樹さん絵付けガラスの作品数々

勝又直樹さん絵付けガラスの作品数々

柿食えばルンルンさんでは、名前の由来を伺うの忘れてしまい出発、ちょっと心残りです。そろそろ帰宅時間が迫っていたので、速足で会場を周ります。勝又直樹さんの絵付けガラスを使ったメモはさみクリップです。木工や彫金のパーツとガラスを組み合わせた独特の作品で見応えありました。

モノエさんのシンプルなカップ

モノエさんのシンプルなカップ

そして最後はモノエさんのシンプルな食器と鉢が並ぶブースです。すごくシックでおしゃれなコーヒーサーバーとドリッパーのセットが、ちょうどブースに辿り着いた時に売れてしまったようでちょっと残念!そばにいたお客さんが大きな紙包みを持ち帰るところでした。今回展示していたマグカップは、シンプルで軽い作品でした。昨秋「工房からの風」に展示していたオブジェ的な作品とも全く違い、モノエさんの引き出しの多さに、やっぱスゴイっと感心しました。

お昼までには帰宅しないといけないので、そろそろ引き上げの時間です。今日も鬼子母神のお団子は手に入らず仕舞でした。次は暑い季節に訪問したいです。ただ、暑ければお客様の出足もさらに早くなりそうなので、それがちょっと心配です。

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